3つの財布 欧州不動産関連株ファンド、管理人の評価はこれ



聞いた事ない証券会社が100億円近く集めた投信。危険なギャンブル的な取引を乱用する投資価値が無い金融商品。アクティブ運用のため多額のコストを要求しているようだが、過去の経験則から考えると運用成績は平均以下のダメファンドに成り下がる可能性が高い。
 (2015年4月時点)

●デリバティブ取引が分かる投資家なら、こんな投資信託はそもそも選ばない


 

3つの財布 欧州不動産関連株ファンドってこんな投資信託

3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)を簡単に表現すると、危険な運用であるデリバティブ取引を積極的に利用する、投機的な金融商品です。投資ではなく、投機です。ここをしっかりと、頭に叩きこんで頂きたいですね。

3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)
(上記の「愛称:全日本スポーツ応援ファンド」ってのが、気になりますね。。。)


主要な投資対象が、ヨーロッパのREIT、不動産株式、不動産関連(建設関連)株式というのは、妥協しましょう。(本来は先進国全体に、分散投資すべきです)

問題は、下記をご覧下さい。超絶に複雑な運用スタイルを取っている点です。オプション取引の意味をご存じでしょうか? 短期間に取引を終える必要がある、投機的な運用です。

3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)の仕組み


資料を読み込むと、「欧州不動産関連株のオプション取引と、ユーロ通貨を利用したオプション取引を行い、定期的な収益になるオプションプレミアムの獲得を目指す」とあります。

その上、株式のオプション取引は各銘柄の50%、通貨のオプション取引はユーロ資産の50%という事ですから、 結局資産全体と同等の金額を使ってオプション取引(ギャンブル)をしている事と同じ意味になります。

オプション取引を利用する理由は、下記のように、表向きはインカムゲインである定期収益を底上げできるからです。

不動産からの収益は3%程度ですが、ギャンブルを追加すると合計で約30%になる訳ですね。世の中、そんな簡単に大儲けできれば、誰もが大金持ちなのですが。

3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)の収益のイメージ


オプション取引によって、多額のインカムゲインが得られるように見えますが、全ての利益を吹き飛ばすキャピタルロスが発生する確率が、非常に高いです。ギャンブルですからね。

その上に、アクティブ運用ですから、多額のコストが必要な投資信託です。初年度に5%を超える手数料を支払って、毎年2%のコストが必要な金融商品で、正しい投資が出来るとは思えないですね。

過去に複雑な仕組みを使った投資信託で、良好な運用成績を叩き出したファンドは皆無に近い訳ですから、今後の動向をしっかりと見守りたいと思います。

⇒参考コラム:人気の投資信託でも運用成績はヘボい実例集



3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)の概要

購入手数料:3.78%(税込み)
信託報酬:年率2.10492%(税込み)
信託財産留保額:0.3%

分配金の取扱:年12回
償還日:平成37年4月15日(設定日 平成27年4月15日)
運用:カレラアセットマネジメント株式会社

それにしてもこの投資信託、高コストすぎて話しになりません。おまけにこの投信、コストの一部が、寄付されるようですね。

全日本スポーツ応援ファンド」などと銘打っていますけど、スポーツに対して応援したい気持ちの人は、なぜこのようなトンデモ投資信託を通じて、わざわざヨーロッパ限定で不動産投資みたいな事をしなきゃならないんでしょうか?

投資信託としてのコンセプトからして、明らかに変だと思うのは、管理人だけでしょうか?

全日本スポーツ応援ファンド3



3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)の購入先

それでも3つの財布 欧州不動産関連株ファンド(毎月分配型)が欲しい人は、安藤証券、木村証券、三木証券、廣田証券にてご購入下さい。いまどきこんな高額な手数料を支払うのは、あまりにもったいないですが。


 

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