MLP投資のリスクを知っているのか?

話題のMLPって何?

様々な投資信託を見ていると、頭の中が「???」となるような投資対象を選んでいる投資信託が、数多く存在します。

意味が分からない投資信託


そもそも毎月分配型という事だけで充分に怪しい香りが漂ってくるのですが、MLPという投資対象についても、管理人的にかなり危険な香りを感じてしまいます。

だって証券会社の提示している宣伝資料を見ると、良い事しか記載されておらず、逆に怪しいなぁって思っちゃうのですよ。(リスクはどうなんだよ!って事です)

本コンテンツでは最近売り出し中の「ダイワ米国MLPファンド(毎月分配型)通貨αコース」の宣伝資料を読み込んで見た上で感じた、管理人の懸念について整理して行きたいと思います。


 

MLPとは何か、簡単に理解してみよう

MLPの仕組みは、実はREITに非常に似ています。簡単に言うと、エネルギー関連の施設を保有して使用料金を得るスタイルですね。




特徴を整理してみましょう。

・米国の取引所に上場しているので、簡単に取引が可能(REITも同様)
・投資対象は実物資産であり、収益源は保有施設の使用料(不動産と似ている)
・保有施設はエネルギー関連(ここがREITと決定的に違うポイント)



更に一般的にMLPのメリットで、声を大にして宣伝されている点としては下記の2点がポイントでしょう。

・非常に高い利回り
・高成長で価格の上昇も非常に大きい



本当なのか???・・・さっそくです、管理人が感じた事を述べさせていただきます。



利回りが高いという事は、それだけリスクが大きい

管理人、常々疑問に思っていますけど、利回りが高い=リスクが大きい、って事を皆さんは認識されていますかね?

エリートな雰囲気を漂わせた営業マンが、奇麗な販売資料で金融商品のメリット説明すると、全てが美しく見えるのでしょうかね?




例えば、販売資料に掲載されているような上記の資料。MLPの利回りは米国ハイ・イールド社債と同等ですよって提示してあります。これを見て、利回りが高くて良い商品だ!!と短絡的に考えてしまう人は危険です

そもそもハイイールド債券は、借金を踏み倒しそうな相手に資金を貸しているから、利回りが高い訳ですよ。

その危険極まりないハイ・イールド債券と同等の利回りって事は、同じような危険なリスクが存在するって事ですね。

安定した高い配当利回り」ってセールストークの本質を紐解くと、「常に大きなリスクがあります」って事ですから!!  もう一つ、下記のような利回りの推移を見て高い水準で素晴らしい!!と思った人も危険です。




基本的に、利回りは有事の際に価格が暴落する事で急激に上昇します。逆に価格の値上がりが激しくなると、利回りは低下する傾向を示しますよね。

と言う事は、我々が購入させられるタイミングと言うのは、利回りは低下傾向であり、かつ、価格はバブル並に上昇している時に高値掴みするって事です。

まぁ、想像力を働かせて頂ければ、将来的に何が起きるか分かると思いますがね。



高成長する投資対象の売買タイミングを間違えたら深刻な痛手

高成長と聞くと何だか「凄そう」、「利益が出てそう」、「儲かりそう」と思ってしまいがちだと思います。少し想像してみましょう。

高成長と言われて想像しやすいのはIT関連では無いでしょうか?一時期日本でもITの高成長に目を奪われて庶民が殺到し中身も良く分からずに買いあさった結果、株価が沸騰しITバブルが発生。その後の顛末はご存じのはず。

はい。では下記のMLPのチャートを見て、営業マンに「高成長で期待できます!!」と言われて心がウキウキしているあなたは、超危険です。




チャートをみると、どう考えてもバブルの模様を呈しています。本来、高成長の投資対象に資金をつぎ込むのであれば、1999年頃の海とも山とも分からない時期に投資するべきです。

価格と言うのは、高くても、買う人がいないと上がりません。このように高騰している価格を見て買う人間と言うのは、騙されやすく簡単に儲けたい卑しい心を持っているカモ投資家だけです。

つまり、あなたは最後の買い手になるように、金融機関に仕向けられているかもしれないと、気付くべきですね。

なおCBREクラリオン・セキュリティーズが算出する適正価格からは下回って推移しているとの表現なども見受けられますが、基本相場というのは、適正価格があって無いようなもの。人々の心の持ちようで大きく上昇したり大きく下落したりするものです。

特にMLPは、そもそも流動性が非常に小さいために、有事の際の暴落が怖いですね。自分自身の判断で、泥船から逃げる事が出来る自信があるならば、挑戦しても良いカモしれませんね。

ちなみにハイ・イールド債券も似たような懸念があります。ご興味があれば下記参考コンテンツでも合わせてどうぞ。

⇒ 参考コラム:誰も教えてくれない、ハイ・イールド債券の本当の見通し

なおもしも管理人が買うとしたら、暴落して誰も買わない時に買います。投資というものは、想像を絶するほど簡単に損をしますからね。自己責任の厳しい世界です。



当サイトで解説しているMLP向け投資信託

北米エネルギーファンド(毎月決算型)(MLPと米国株が約半々)
インデックスファンドMLP(毎月分配型)
・米国エネルギーMLPオープン(エネルギーラッシュ)為替ヘッジなし
ダイワ米国MLPファンド(毎月分配型)


 




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