投資信託で分配金をもらうにふさわしいのは、どんな人なのでしょうか?

毎月分配型投信の投資が向いている人・向いていない人

毎月分配型投資信託への投資は、一体どんなタイプの人が向いているのでしょうか? 逆に、向かないタイプはどんなタイプなのでしょうか? 投資の適性について考えてみます。



①向いている人

この章で、毎月分配型投資信託の存在意義を、「お金を使う目的の人に適している」と書きました。

という事は、将来の資産形成を目指している人、例えばリタイア時点で3000万円の資産を蓄えようと考えている人には、向いていません。

何故でしょうか?

それは、毎月分配型投資信託には、福利効果が働かないからです。下記の例をご覧ください。(複利計算・単利と複利の比較より引用)


【例】

1,000,000円を年利10%で複利運用すると
20年後に6,727,500円、約6.73倍になります。
単利では 3,000,000円となり、その差は 3,727,500円です。




毎月分配型投資信託の場合、毎月決算して利益を分配金の形で投資家に還元してしまいます。それゆえ、投資元本は分配金を取り崩して減る事はあれ、増える事はあまりありません。良くて、元本は横ばい程度です。

それに対し、複利を求める投資では、利益を元本部分に組み入れる事で、より大きな利益を確保できる事になり、投資年月が延びれば延びるほど、雪だるま式に元本が増えてゆく事になります


つまり、(退職金なども利用して)すでにある程度の資産を形成した人が、今後はその資産を有効活用し、分配金のような形で、毎月使うお金を確保する。

毎月分配型投資信託は、このような方に最適のファンドなのです。



②向いていない人

逆に、若い人には向いていないです。いや、若い人と言うよりも、20年、30年後の資産形成を考えている人は、毎月分配型投資信託に投資をしてはいけません

あのアインシュタインにして、「人類最大の発見」と言わしめた複利効果と言う素晴らしい道具を、放棄する事になるのですから。

将来の資産形成を目的に投資する人は、年1回分配、あるいは無分配のファンドに長期投資しましょう。



③若い人で、毎月分配型投資信託を活用するケースの例

ただし、若い人であっても、毎月支出する中身がハッキリと決まっている場合は、投資金額を抑えながら、毎月分配型投資信託を活用しても良いかもしれません。

例えば、毎月飲み代に1万強を必ず支出する人がいたとします。こういう方は、分配金を飲み代に充当する、というやり方を取っても良いでしょう。

仮に分配金利回りが15%のファンドを100万円購入したとしたら、毎月1万2500円の分配金が支払われますので、ここから飲み代を確保できますよね。(税金は考慮せず)

このような形で、生活費の補てんを目的として、資金の一部を毎月分配型投資信託に充当するのも賢い利用法です。


⇒次:タイミングを分散して買おう!


 

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