アムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(豪ドルコース)の評価・解説



過去の運用成績は悪くないが、現在の分配金放出額を考えると、基準価額の低下&成績悪化が予測される。総資産の増え方も異常なため、カモ投資家が群がっているファンドと思われる。

(2014年8月時点)

●基準価額は今後も下落すると思われるために、要注意



 


分配金利回りと健全性、リターンに対するリスクの割合をチェック

※2013/7~2014/6の成績を元に算出

・運用益から算出した適正な分配金利回りは約14%(現在は24%)
・適正な毎月の分配金は約135円(現在は230円)
・分配金利回りは、不健全な状態で運営されている
・平均以下のリスクで、平均を少し上回る運用成績。悪くは無い



それではアムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(豪ドルコース)の、分配金の配当履歴から見ていきましょう。過去1年間の配当金は毎月230円のかなり高い水準です。

これだけでも、充分に怪しさ全開なのですが、注目すべきは、2013年の5月から配当金を約2倍に変更している点です。




このデータだけ見ると、運用が好調だからかな??と思われますが、そうではありません。そこで、分配金利回りの履歴をチェックしてみましょう。

2014年度7月時点の分配金利回りは、なんと約26%、高すぎです。さらに配当金を2倍にした時期から利回りが急上昇しています(数字的には当然ですが)。・・・怪しすぎます。

年間のリターンが下落傾向なのに、配当金を上げて利回りを高めるというのは信託の販売方針に策略があるとしか思えません

  


総資産の傾向も見てみましょう。配当利回りが急上昇した時期から、総資産が激増していますアムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(トルコリラコース)とまったく同じ傾向を示していますね。




以上より推定できること、それは

 ・今後も基準価額は下落を続ける(運用成績が下がる傾向だから)
 ・利回りは上昇傾向になる(基準価額は下がり、配当金は高水準のため)


結局、本来は投資家にとっては嬉しくない事ばかりです。ただ、このような事も分からない庶民をカモにするために、証券会社の販売促進が行われて、総資産の増加が続くと思われます。

管理人として、激しい怒りを感じてしまいますね。当然ですが、現在の分配金の金額では超不健全な状態です

では、どの程度の分配金が適正な値になるか、2013年7月~2014年6月の期間から、ざっくり計算してみる事にします。




実際に詳細を見てみると、運用利回りは約14%で、それに対するこの期間の配当金は230円、つまり24%もの利回りとなっています。

そのため基準価額が激しく下落しています。運用利回りは高いにも関わらず配当金が大きいため今後の基準価額も凄い勢いで下落すると思われます。

では、どのくらいが妥当な配当金になるのか? 運用利回りを考慮すると、妥当な毎月の分配金は135円程度という事になります。

分配金利回りに換算すると約14%程度ですね。最後にリターンに対してリスクをどの程度取っているのか?確認してみましょう。




平均以下のリスク(標準偏差)で平均以上のリターンを叩き出しているため、1年程度の成績で考えると悪くはありません。しかしながら、今後の基準価額の下落を考えると運用成績は下がる事になると思いますね。

1年と短い期間のために信頼性はまったくありませんが、リスクリターンの位置づけは?となると下記の印の付近でしょうか? まぁ、債券の平均並みと思って頂いて構いません。

  

 アムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(豪ドルコース)の概要、管理人の感想へ続く


 

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