分配金の仕組みについて解説

毎月分配型の投資信託で、お小遣いのように支払われる分配金。この分配金の仕組みをしっかりと理解できていない人は、投信販売会社の絶好のカモになっている事、間違いありません。本記事を読んで、分配金の真実をしっかりとご理解下さい。



分配金についての超基本

この基本の「き」さえ覚えておけば、残りの細かい説明は忘れても結構です。分配金は、投資信託の資産から支払われています。資産とは、あなたが投資した投資資金と運用益などの総合計ですね。下記のような良く見るイメージです。

  
  (引用元:日本証券業協会


理解を深めて欲しい点は、運用益などの利益がまったく無い状態でも、あなたの投資資金を取り崩して分配金が支払われるという事です

打ち出の小づち」のように、どこからかお金が発生する訳ではありません。預貯金を取り崩すが如く、あなたが投下した資金からお金を支払っているだけです。
※運用益で賄えない場合です。

ただし、巷に溢れている毎月分配型の投資信託は過剰な分配金を出している所がほとんどですから、ほぼ自分自身の資金を取り崩していると理解して良いでしょう

実際は、高い手数料を自ら支払ってお金を預け、少しずつ払い戻してもらっているイメージでしょう。



分配金の仕組み

ここでは、分配金を出す仕組みについて詳しく解説したいと思います。厳密には、分配金は下記の4種類の分配対象額から支払われます。それぞれについて簡単に解説します。

①配当等収益(経費控除後)…投資対象の配当金、利息などの収入。損失になる事は無い
②有価証券売買益・評価益(経費控除後)…投資対象(株式や為替等)の売買損益や、評価損益。損失が発生する可能性がある。

③分配準備積立金 …上記の①、②の利益のうち、これまで支払ってなく投資信託の財産に積立られているお金(つまり、残っている運用益の累積という事)
④収益調整金…追加型の投資信託において、既存の投資家への分配可能額が減らないように調整するもの。これは運用益でも何でも無く、単に自分たちの投下資金の一部を指しているだけ。

まぁ、分かりづらいですよね(汗) という事で、下記のイメージ図をご覧ください。話を完結にするために分配金を出さない条件で作ってみました。




上記を見て分かる通り、①~③は運用益です。ですから、ここから分配される分は問題ないとしましょう。(資産運用の複利の力を利用するという意味では、このお金すら本来は分配したくない。)

問題は自分自身の資金を取り崩す④の収益調整金です。これは利益でも何でもありません。この部分から分配金を出し始めると預貯金を取り崩している状態に陥ります。




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