分配金の余力、余裕度を計算しよう

毎月分配型の投資信託を選ぶ際、投資信託毎に運用報告書を1つ1つ見て、現在の分配金が健全な状態かどうかチェックする事は非常に大変です。

実はSBI証券のHPを見れば、比較的簡単に分配金の健全性をチェックする事が可能です。(ただし、一部の投資信託になります)

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健全性をチェックする指標として、健全率と余裕月数が存在します。詳細は追って解説しますが、管理人的には余裕月数はあまり参考にならないと考えています。(投資家の投資元本も考慮して算出しているため)

純粋に運用益内で分配金を出しているかどうか?の指標である、健全率を確認する事をお勧めします

100%以上(分配金は全て運用益内であるという事)であれば、とりあえず良心的な投資信託と認識して良いかと思います。

ただし、あくどい投資信託の場合は途中で方針を変え過剰な分配金を出す傾向があるために、一概に健全率だけで判断OKという訳ではありませんので、その時点の参考程度にとどめておきましょう。



 


では、健全率とは何か?

健全率とは何なのでしょうか? SBI証券のHPを見ると下記のように定義されています。

健全率とは、分配金に占める安定収入(利子配当収入等)の割合を示したもの

これだけでは、具体的に少々分かりづらいでしょうか? そこで、計算式を下記に示してみましょう。

健全率 = 費用控除後利子配当収入※(一万口当たり)÷ 直近分配金
※直近開示の運用報告書あるいは有価証券報告書の期末の値を使用

ここで、分配金の中身を思い出してみましょう。分配金の原資は、下記の4つになります。(詳細は、分配金の仕組みコンテンツをお読みください。)

①配当等収益(経費控除後)
②有価証券売買益・評価益(経費控除後)
③分配準備積立金
④収益調整金





①~③は運用益であり、④は投資家の投資元本ですね。健全率は、上記の中の①番を使って算出しているという事ですね。

当月の配当収益等だけに着目して、健全性を確認しているという事です。定期的な収入源である配当収入だけに着目する点は、非常に良いかと思います。

売買まで考慮すると、ギャンブルに近くなりますからね。過去の運用益の蓄積などを無視していますので、純粋に今月のまっとうな運用益(配当等)に対して分配金の割合は適正なのかが分かる、非常に良い指数だと思います。

この値が100%以上であれば、分配金は定期的な収入源から拠出しているために安心できる投資信託だと言えると思います



分配金の余裕度の指標、健全率を計算してみる

参考に、好配当グローバルREITプレミアム・ファンド通貨セレクトコースの健全率を計算してみましょう。 本投資ファンドの直近の分配金は、1万口当り200円です。(証券会社のHPで簡単に確認可能)

さらに損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社のサイトにある運用報告書をチェックしてみます。




 総口数:206,605,165,078口
 配当等収益:4,587,900,049円


これらより1万口当りの配当収入は、約222円。以上より、健全率を計算してみましょう。

 健全率(%) = 222円 / 200円 = 111%

下記のように近い値が出ましたね。 111%ですから、本ファンドの配当金は全て収益から出ているという事ですね。




なお、この続きは、次のページ、投資信託の分配金の余裕月数をご覧ください。




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