評価に値せず、・・・「ダイワ・アジアリート・ファンド」

(2015年月6時点)

大和証券の単独販売の為、今後力を入れて販売を開始しそうな予感がする投資信託。投資対象がリートである点はまあ良いとしても、運用目標であるベンチマークも設定せず、コストも高い事を考慮すると、長期的な運用成績は期待できない。過剰分配の恐れもある事を考慮すると、近寄らない事がベストな選択肢だろう。


 

運用目標が無い時点で、投資の検討をする価値は無し

ダイワ・アジアリート・ファンド(毎月分配型)の投資対象は、日本を除くアジア及びオセアニア地域のリート(不動産投資信託)です。

ダイワ・アジアリート・ファンド


実際に保有している地域を見てみると、シンガポールが過半数を占めています。シンガポール、オーストラリア、香港の3地域への集中投資という側面が高いです。

ダイワ・アジアリート・ファンドの国・地域別資産配分


加えて、160銘柄程のリートの中から、最終的に20~40銘柄に絞り込んで運用成績を高めるアクティブファンドです。実際には33銘柄で運用を開始しているようです。

ダイワ・アジアリート・ファンドの銘柄選定プロセス


しかし、アジア地域のREITの中から積極的に銘柄選定を行い、利益の追求をするはずなのに、目標となるベンチマークや参考指数を設定していない点は、いただけません。

アクティブ運用を志すのであれば、目標設定は必須だと思います。それを提示していないファンドは、過去、まともな運用成績を残していません。運用目標が無い時点で、購入を見送るべき投資信託と言えます。

⇒参考コラム:ベンチマークや参考指数が無い投資信託はロクデモナイぞ



高コストな投資信託と言うだけで、投資する必要性が無くなる

そもそも当ファンドのコストは、非常に高い訳です。購入時で3.24%、信託報酬は2%近い事を考えると、相当に凄いパフォーマンスを出さないと、全く割に合わない投資となる事が、懸念事項です

だいたいあなた、何でアジアとオセアニアの不動産に投資したいんですか? 儲かりそうだと思っているんでしょう。何となくの考えで。

けれども長期的に運用する事を考慮すると、超低コストのインデックス型投資信託を利用してリート系の金融商品に資金を投入した方が、ベストな選択になると思いますよ。

根拠なく、アジアオセアニアのREITを買えば儲かるかもしれないと言うのは、確率五分五分の丁半博打です。だったら先進国から新興国まで、広く分散の効いた<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドあたりを検討しましょう。

ダイワ・アジアリート・ファンドが毎月分配型投資信託で、大和証券の単独販売という事を考えると、今後過剰分配を行い、分配金の利回りの水準を上げて資金を集めまくる可能性も、否定できないです。先行きは不安、と言ったところでしょうか。



ダイワ・アジアリート・ファンドの概要

購入手数料:3.24%(税込み)
信託報酬:年率1.62%(税込み)
信託財産留保額:なし

分配金の取扱:年12回
償還日:平成32年3月13日(設定日 平成27年5月7日)
運用:大和証券投資信託委託株式会社

というか、最初っから5年間しか運用する気ないんだな。という事は、短い期間で複数の投資信託を売買させて、手数料を稼いでやろうという魂胆があるという事ですよ。



ダイワ・アジアリート・ファンドの購入先

それでもダイワ・アジアリート・ファンドが欲しいという人は、手数料を3.24%支払って、大和証券から買って下され。


 

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