最も手数料が高い、大和証券のラップ口座

大和証券のラップ口座の手数料は、非常に高いので注意!

大和証券の実質的なラップ口座手数料は業界No1

大和ラップ口座が採用している投資信託は、運用成績が平凡な上に、インデックス型投資信託で代替できる事が判明しました。

⇒ 参考:大和証券ラップ口座の投資信託の運用成績を斬る


次に気になるのがコストです。資産運用を行う上で、コストは最重要項目と言っても良いくらい重要です

実は大和ファンドラップの場合、ラップ口座の基本報酬である「ファンドラップ・フィー」と、投資信託にかかる信託報酬を、二重に支払う必要があります

大和証券で説明を受けると、ファンドラップ内の投資信託はすべて、購入手数料無料だと説明されるかもしれませんが、ファンドラップ・フィーを支払うので、意味がありません。

このあたりの手数料体系をしっかりと理解しておかないと、知らないうちに金融機関に、相当のコストを支払っていたという事になりかねません。


 

実際に負担する必要がある手数料は膨大

まずはパンフレットにも記載されている、ラップ口座を運用・管理するために必要になる、ファンドラップ・フィーから確認です。

大多数の一般市民は、ダイワファンドラップを利用する場合には、5000万円以下の資金になるかと思います。その場合に必要になる、年間のファンドラップ・フィーは1.512%です。これってかなり大きい気がしませんか?

大和証券ラップ口座の手数料体系


さらに、ラップ口座では投資信託の購入手数料は不要ですが、毎年必要になる経費がかかりますよね。そう、信託報酬です。ファンドラップで採用している投資信託を保有するために、実質的に負担する必要がある年間経費は、下記のようになってきます。

ファンド名 実質的に負担する運用管理費用の概算値(税込み)
日本株式セレクト 1.129±0.16%程度
日本債券セレクト 0.819±0.149%程度
外国株式セレクト 1.384±0.10%程度
外国株式セレクト エマージングプラス 1.433±0.17%程度
外国債券セレクト 0.966±0.15%程度
外国債券セレクト エマージングプラス 0.964±0.152%程度
J-REITセレクト 0.6912%
外国REITセレクト 0.6912%
コモディティセレクト 1.3672%
ヘッジファンドセレクト 1.242±0.36%程度


1%を超える経費が、ゴロゴロ明記されていますね。高いな~~。実はこれ間接的に支払っており、手数料として、我々もしっかりと負担されている訳です。

ここで頭を整理する必要があります。さきほどの「ファンドラップ・フィー」と上記の信託報酬を合算した数字が、総合的なコストになるのです

総合的なコストを出すついでに、野村證券のラップ口座と、三井住友銀行のラップ口座手数料も一緒にして、比較してみましょう。 条件を揃えるために、もっともコストが高い、積極的な運用になる外国株式セレクトエマージングプラスを100%利用した場合で作成しました。その結果がコチラ。

ファンド名 基本報酬率
(年率%)
信託報酬
(年率%)
実質コスト
(年率%)
備考
大和証券ラップ口座 1.512 1.603 3.1115 大和ファンドラップ・外国株式セレクトエマージング+利用の場合(残高5000万円以下)
野村證券ラップ口座 1.706 1.400 3.1064 プレミア・プログラム積極型タイプ、野村ファンドラップ・外国株Bコース利用の場合(残高5000万円以下)
三井住友銀行ラップ口座 1.512 1.372 2.8836 SMBCファンドラップ・新興国株利用の場合(残高2000万円以下)


さすが、ラップ口座で業界No1の大和証券です。販売手数料が不要だとしても、毎年3%近い経費が必要な投資になります。大和証券はウハウハでしょうが、こんなにコストを支払ってしまって、本当に我々は儲かるのですかね?

そもそも最終的な実質コストは野村證券を凌駕する水準です。(実際はポートフォリオによって保有する投資信託は変わって来るため、上記は最悪値と思って下さい)

1000万を預けると、年間の経費として約31万円大和証券に支払う必要があるのです。3%などの数値では分かりづらいですが、31万円も毎年支払っていると思うと、コストが非常に重要であると理解できるでしょう。

こんな多額のコストを支払っているのに、普通のインデックス投資信託(コストは比較にならぬくらい超絶に安い)よりも総合的な運用成績は劣るのですから、そう考えるとかなり腹立たしいと思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。



大和ラップ口座に採用されたファンドに、大きな魅力は感じない

そもそもラップ口座で採用している投資信託は、普通に売られているインデックス型投資信託で十分に代替できる訳です。良質なインデックスファンドと、大和証券ラップ口座を比較してみましょう。ざっと見た感じだと、コストを半分以下に低下させる事ができます

大和証券ラップ口座のファンド名と信託報酬 普通に買えるインデックスファンドと信託報酬?
日本株式セレクト 1.2890% SMT TOPIXインデックス・オープン 0.37%
日本債券セレクト 0.9680% SMT国内債券インデックスオープン 0.37%
外国株式セレクト 1.4840% SMTグローバル株式インデックス・オープン 0.50%
外国株式セレクト エマージングプラス 1.6030% SMT新興国株式インデックス・オープン 0.60%
外国債券セレクト 1.1160% SMTグローバル債券インデックス・オープン 0.50%
外国債券セレクト エマージングプラス 1.1160% SMT新興国債券インデックスオープン 0.60%
J-REITセレクト 0.6912% SMT J-REITインデックスオープン 0.40%
外国REITセレクト 0.6912% SMTグローバルREITインデックス・オープン 0.55%


ラップ口座を利用するメリットは、手数料で考えても全く無し

もうお気づきだと思いますが、最終的な実質コストの比較一覧表です。野村證券、三井住友銀行、大和証券と、どのラップ口座を利用しても多額の経費が必要になる訳です。

2、3年すると、購入手数料が高い毎月分配型投資信託よりも、我々が負担する経費が多額になるというのは、ただただ驚くばかりです。詐欺まがいじゃないか、とも言えます。

投資信託名称 購入手数料 年間経費
(信託報酬
+ラップ口座手数料など)
信託報酬 ラップ口座手数料
高コスト
毎月分配型投資信託
ドイチェ・高配当インフラ
関連株投信(米ドルコース)
3.78% 2.0464% 2.0464% なし
大和証券 大和ファンドラップ外国株式セレクトエマージングプラス なし 3.115% 1.603% 1.512%
野村證券 野村ファンドラップ外国株Bコース なし 3.1064% 2.4% 1.512%
三井住友銀行 SMBCファンドラップ新興国株 なし 2.8836% 1.3716% 1.7064%
インデックスファンド eMAXIS全世界株式インデックス(参考までに掲載) なし 0.60% 0.6% なし


繰り返しになりますが、大和ラップ口座に1000万円預けると、年間のコストは31万円。もしも低コストのインデックス型投資信託を利用すると、年間のコストは6万円。この差額の25万円は無視できない金額だと思います。

ファンドラップは極論すると、丸投げできてリバランスもしてくれるだけなんですけど、それだったら、セゾン投信でも利用すれば良いだけです。ラップ口座を利用して高い費用を支払わせられるというのは、あなたの無知の代償と考えればよいでしょう。


 




毎月分配型投資信託・必須の用語集
毎月分配型投資信託コラム

みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方