ダイワ豪ドル建て高利回り証券αを評価するとどんな感じか?

(2015年5月時点)

大和証券で独占販売しているリスクだらけの毎月分配型投資信託。腰を抜かすようなコストを要求するが、ベンチマークも存在しない上にギャンブル的な取引を活用している事もあり、長期的に期待は全く出来ない。そもそも債券自体もリスキーだから、弁解の余地がまったく無いダメファンドなのではなかろうか? このようなファンドに多額の資金が集まる事に納得がいかない。


 


ツッコミどころ満載の、ダイワ豪ドル建て高利回り証券α

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)は、豪ドル建てのハイブリッド証券(って、この名称だけで怪しさ全開)という名称の、劣後債、優先証券、そして普通社債に投資した上で、投機的運用手法であるオプション取引を抱き合わせるという、かなり焦げ臭い香りが漂ってくる投資信託です。

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)


ツッコミどころが満載なので、順に見ていきましょう。ファンド名称から、てっきりオーストラリアの債券に集中投資しているのかと思ったのですが、下記のように、4割近くは他国の債券が組み込まれており、これだけでモヤモヤ感が出てきます。

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)の国別構成比率


確かに高い利回りを得る事は期待されますが、株式並みの価格変動リスクを内在しているリスキーな債券、優先証券にも積極的に投資していますね。

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)の投資対象のイメージと、それぞれの利回り


投資先の状況を見ると、リスクの高いハイブリッド証券は過半数を占めているようです。債券の格付に関しても、半数以上がクズ債券であるハイ・イールド債券のようです。(投機的格付債券の1歩手前である、BBB格の債券も、下手するとハイ・イールド債券化します)

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)のポートフォリオ特性値


以上のように、投資対象の債券でも超リスクを取っているのですが、さらに投機的な運用であるオプション取引まで抱き合わせる念の入れようです。債券とオプション取引の収益は、合計で11%まで上昇するようですね。

オプション取引というのは、定期収益をはるかにオーバーするレベルの売買損失が発生する可能性が、凄く高いのですが、それを知った上で、あなたはこの投資信託に手を出しているのでしょうか?

利回りの根拠など


で、無理やり定期収益である配当収益を増やした甲斐もあって、今のところは分配金を補えるだけの収入があるようです。「今のところは」の限定。

たった2か月では、全く判断が付きません。できたての投資信託を買うと、良し悪しが全然分からないというのが、大いに問題になりますね。

ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)の収益分配金の計算過程


分配金は控えめに月80円ですから、現状だと分配金利回り10%程度です。(基準価額が9200
円と仮定) 設立時点で270億円の資金を集めているため、注目は集めているようですね。

ベンチマークや参考指数が存在しないアクティブ運用型の投資信託ですから、今後の過剰分配、運用成績も含めて、当サイトで監視を続けたいと思います。

ま、ここで書いたような、人気の投資信託の運用成績はヘボいのが相場ですし、しかもベンチマークや参考指数が無い投資信託はロクデモナイという法則が働きますから、全く期待の持てない投資信託だと言わざるを得ませんね。



ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)の概要

購入手数料:上限3.24%(税込み)
信託報酬:年率1.9864%(税込み)
信託財産留保額:0.1%
分配金の取扱:年12回
償還日:平成31年10月17日(設定日 平成26年6月18日)
運用:大和証券投資信託委託株式会社

コストが超絶に高いだけで話にならず、投資対象外です。おまけに、平成31年までのたった5年間しか投資しませんから、これは回転売買前提の投資信託です。



ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)の購入先

それでもどうしても、ダイワ豪ドル建て高利回り証券α(毎月分配型)で分配金を得たい場合、大和証券に足を運んで、良い「カモ」となってくださいね!


 

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