購入した3つの人気投信の分配金が、ほとんど元本払戻金だった件

分配金が元本払戻金だらけで、ゲスの極みと化している件

三菱東京UFJ銀行おススメの投資信託を買ってみた結果

当サイトをご覧いただいた人であれば、銀行員ほど信用ならぬ者は他にいないと感じているかも知れません。本当に信用ならないのか、管理人姉妹サイトにおいて、まずは評判通り?三菱UFJ銀行に投資信託の相談をした体験をお読みください。

で、その相談時に銀行員が僕に勧めた投資信託のうち、SBI証券にて購入したのが、下記の3本です。バンクローンファンドは、ぴったり同じものが無かったので、類似したファンドを選びました。投資金額は、各1万円ずつです。

投資先 投資信託の名称 売買手数料
(税込)
信託報酬
(税込)
バンクローン 米国バンクローンファンド(USストリーム) 2.7% 1.782%
米国不動産 新光 US-REITオープン(ゼウス) 3.24% 1.6524%
バランス型 JPMベスト・インカム(毎月決算型) 2.16% 1.60%





上の写真とほぼ同じくらいの年齢のキレイ系の女子から投資信託を推奨されて、私もいろんな意味で笑顔が出ました。とうぜん、あんだけ自信たっぷりに勧めてきたんですから、運用成績もさぞ立派なんでしょうね。

それにしても、SBI証券を使ってまでしても、異様に高い売買手数料を取られるという時点で、無念の極みですね。そして信託報酬も1%台後半。これを見ていると、三菱東京UFJの奴、とにかく自分らが一番儲かるものをグイグイ推してきたと分かります。




今回購入した投資信託のリターンを、なんとなく眺めてみる

まず、購入した3本と、それ以外に参考として、GDP比率を元にしてポートフォリオを組んでいる低コストのバランス型ファンド、世界経済インデックスファンドの4本の基準価額の推移を、同時に眺めてみましょうか。

ついでに、初心者の方でもなんとなく相場の雰囲気が分かるように、TOPIX(配当込)の値動きも同時に付け加えてと・・・。




ちょうど1年半ほどのチャートになりますが、この時期、米国の不動産や日本の株などは、相当に好調な相場だったんですね。こういう時はバンクローンなども、何の問題もない状態だったと思われます。

なお、上記の図は、なんとなくの相場の雰囲気を知るために、本来比較してはならないもの同士を無理やり1つのテーブルに並べています。これだといかにも、新光US-REITオープンが優れているように見えるでしょうが、違います。

今度は米国の不動産に投資するインデックスファンド、SMT米国REITインデックス・オープンと(手数料無料&信託報酬0.59%)、新光US-REITオープンを比べてみましょう。


(注:厳密には、この比較も本当は良い訳ではないのですが、やむを得ず)


まだSMTのファンドが運用を始めてから4か月しか経っていないので、何とも言えませんが、今のところ違いなど皆無だと言えます。

でも新光US-REITオープンを選ぶと、購入時に3%の手数料を取られます。という事は、運用を始めてもいないのに、上記の図よりも3%低いところから競争が始まる訳で、圧倒的に不利な状況からの戦いとなります(要は戦う前から負けているという事)

今後2年、3年と推移を見ていきますが、信託報酬の差が大きすぎるので、今後はジワジワとインデックスファンドのほうが、良いリターンとなるはずです。

元本払戻金だらけの、ゲスの極みの分配金を公表

米国バンクローンファンド(USストリーム)の分配金

まずは三菱東京UFJ銀行の行員が、「米国が利上げするほど景気がいい時に本領を発揮する投資信託」とのことで推薦されたファンドです。威勢のよさとは裏腹に、購入した3本のファンドの中で一番、トータルリターンがマイナスです・笑。

評価金額 累計分配金額 トータルリターン
8867円 206円 -927円(-9.27%)



さあ、お楽しみの分配金です。なにせ毎月分配ががっぽり入ってきたら、こんなに美味しい事はありませんからね。で、証券会社の管理画面をチェックしてまとめてみたのが、以下の表です。あ、、、あれ???

おい、バカ!!全体の77%が、元本払戻金じゃないか!!!

相場が低迷しだした1月~2月は、全額が元本払戻金です。ただし、2015年11月は、相場の状況が比較的平穏だったからなのか、全額が普通分配金です。

なお、買い付けた金額が1万円にもかかわらず、スタート時の評価金額がいきなり9738円となっています。これが、購入時の手数料が取られることによる「マイナスの威力」です。運用前に元本割れするのですから、コストがどんだけ大事なのか、分かっていただけると思います。

年月 普通分配金 元本払戻金 基準価額 評価金額 個別元本
2016/02/12 0円 54円 9618円 8668円 10630円
2016/01/12 0円 54円 10269円 9255円 10690円
2015/12/11 4円 50円 10750円 9688円 10750円
2015/11/11 44円 0円 11052円 9961円 10805円
?合計 ?48円 158円? (元本払戻金の割合は77%)
2015/10/20 (買い付け) - 10805円 9738円 10805円

※購入できた口数は、9013口になりました。



新光 US-REITオープン(ゼウス)の分配金

さて次、三菱東京UFJ銀行の行員が、「基準価額が安くなってもたくさん口数が買えてお得!」とのたまった、アメリカのREITに投資するファンドです。トータルリターンがマイナス9%近くです。という事は、今買えば更にお得なんじゃねえの・笑???

評価金額 累計分配金額 トータルリターン
8479円 626円 -895円(-8.95%)



基準価額が安いと口数をたくさん買えてお得という事で、上述のバンクローンファンドの基準価額が1万円前後なのに対して、新光US-REITオープンは4000円台ですから、なんと2万口以上も買えました。

1万口あたり75円もの高額分配ですから、75×21725口=約163円の高額分配実現です。やったー!超ラッキー!基準価額は安いほどお得って、本当だった!!!!

・・・って、嘘だろコラ!!てめー、8割以上が元本払戻金じゃねえかよ!

ほとんど俺の金だろ!俺の金に対して3%も手数料を取りやがって、信託報酬も2%近く取りやがって、リターンが上がってないにもかかわらず、勝手に分配すんじゃねえよ。

アクティブファンドなんだろ? デイトレーダーみたいに、毎日がっつりトレードして、しこたま売買益持ってこいや!!

年月 普通分配金 元本払戻金 基準価額 評価金額 個別元本
2016/02/05 0円 163円 3942円 8563円 4225円
2016/01/05 0円 163円 4180円 9081円 4300円
2015/12/07 33円 124円 4375円 9504円 4375円
2015/11/07 84円 59円 4432円 9628円 4432円
?合計 ?117円 509円? (元本払戻金の割合は81%)
2015/10/20 (買い付け) - 4459円 9687円 4458円

※購入できた口数は、21725口になりました。



JPMベスト・インカム(毎月決算型)の分配金

しょーがない、最後に期待だな。なんつっても三菱東京UFJ銀行の行員が、「今時のバランスファンドは昔と違うん!」と言い放った、とっておきの最終兵器だからな。トータルリターンが5%のマイナスだが、1月は相場も暴落したし、良くやったんじゃないかな?

評価金額 累計分配金額 トータルリターン
9336円 124円 -540円(-5.40%)



で、えーっと、分配金はと・・・・、、、

年月 普通分配金 元本払戻金 基準価額 評価金額 個別元本
2016/02/15 0円 31円 8709円 8934円 9422円
2016/01/15 0円 31円 9096円 9331円 9452円
2015/12/15 0円 31円 9264円 9503円 9482円
2015/11/15 0円 31円 9488円 9733円 9512円
?合計 ?0円 124円? (元本払戻金の割合は100%)
2015/10/20 (買い付け) - 9543円 9790円 9542円

※購入できた口数は、10259口になりました。



クソコラ!死ねや!!暴落も何も起こっていない11月から全部、100%そっくりそのまま元本払戻金じゃねえかよ!

おい銀行員!こんなクズファンド、よくもぬけぬけと、シャーシャーと売りつけようとするよな。お前らには善の心というものが無いんか??

ファンドマネジャーが「機動的に資産配分を見直し」て、この体たらくかよ。ハッキリ言ってお前ら、完全にゲスノ極みだ!!



結論!毎月分配型投資信託に、存在価値は皆無だ

それにしてもちょうど相場の暴落があった時期とはいえ、今年に入ってからは3本の投資信託の分配金がすべて、全額が元本払戻金というのは、あまりに酷いです。

このようなことを全く知らないで、もらった分配金をぜんぶ消費に回したりする人も多いのではないでしょうか。そういう人たちは完全に、財産を減らして浪費しているようなものです。

銀行員は元本払戻金について言及しませんから、それでこれほどの酷い分配を出されたら、これを詐欺と言わず、なんと言えばよいのでしょうか?

日銀のマイナス金利政策の導入によって、銀行株が売られています。今後収益が落ち込む可能性のある銀行は、今後一層、今回のようなボッタクリ投資信託を売ろうとするでしょう。

しかし今回のように、運用を始める前に購入手数料によって元本割れするのですから、毎月分配型投資信託のほうがはるかに「マイナス金利」です。

「銀行預金に預けておいても金利が付きませんから」などという口車に乗って、銀行預金よりもよほどマイナス金利状態の毎月分配型投資信託を買って、元本払戻金ばかりを分配されて、あなたの貴重な財産を右肩下がりで減らさないように、十二分に気を付けたいものです。



 




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