ひふみ投信の基準価額が右肩上がりに上昇を続けている

ひふみ投信は、特に問題ないのでサラッと行きます

当サイトでは、世の中の「毎月分配型投資信託」で本当に価値がある商品はあるのか?という視点で日々調べています。今のところ、マトモな毎月分配型投資信託に出会っておらず(ETFを除く)、日々、腰を抜かすほどの詐欺的な商品に驚いています・笑。

という事は、毎月分配型では無くて再投資型であれば、どれを選んでも良質な金融商品なのかと思いがちですが、そうではありません。

このコラムコーナーでは、一部の投資家から絶大なる人気を勝ち得ている、非常に高い理念を掲げるアクティブ運用の投資信託、さわかみファンド、ひふみ投信、鎌倉投信コモンズ投信が、どの程度の実力を持っているのか調べてみます。

理念が高いのはとても素晴らしいのですが、もしも理念と行動結果が一致しなければ、しょせん絵に描いた餅になってしまいます。

ここではひふみ投信を取り上げ、理念通りの運用成績を残せているのかどうかの確認になります。ただし、理念自体がどれほど素晴らしいものなのかどうかは、評価しえない問題ですので、あくまで運用成績のチェックにとどめます。

もしも理念通りの運用成績が残せていないとしても、それに投資することについて、当サイトは特に意見を持っていません。投資と言うのは、最後はその人の自由な判断に委ねられます。


 

再投資型のアクティブファンドで優秀な事例・・・ひふみ投信

分配金の利回りを誤魔化して、利回りを高めて見せている毎月分配型の投資信託なんぞ、論外の金融商品ですが、一方で世の中には、数は非常に少ないながらも、真のアクティブ運用を行っている投資信託も存在します。

「真のアクティブ投資信託」なんて気軽に表現していますけれど、理念と運用成績を両立できる投資信託なんて、本当に少ないのです。

ひふみ投信はその貴重な一例であり、運用成績が相当に優れています。投資信託は基本、インデックスファンドを買っておくのが最も割に合った投資ですが、それでは退屈だし投資に面白味を付加させたいというニーズがあるならば、ひふみ投信に対して投資資金の一部を振り向けてやるのは、大いにアリだと考えます。

(全額突っ込んじゃだめですよ!それやると、日本株と一蓮托生になっちゃいます。投資は分散投資が基本。集中投資は、よほどの勉強をしてからやって下さい。)



いかにもアクティブファンドらしい値動き

投資の初心者さんは、投資信託というとプロ集団が運用しているのだから、どれを買っても大丈夫なはずだという軽率な思い込みが強いです。

プロフェッショナルの本質って、一体、どこにあるのでしょうかね? 管理人が考える資産運用のプロとは、相場環境が悪い時であっても、相当程度プラスのパフォーマンスを叩き出す事だと思っています。

正直、今のような大相場で、ただ上昇するだけのような相場では、初心者でも比較的簡単に良い成績を叩き出す事が可能です。(プラスの運用成績と言う意味で、市場平均値に勝利すると言う意味ではない)

ですが年間を通して下落トレンド、またはレンジ相場になるような相場環境が悪い時に、プラスの運用成績を残す事は、至難の業です。

ですからアクティブ運用のように、ベンチマークを凌駕する事を目標にする場合は、相場環境が悪い時のパフォーマンスを見て判断するべきだと思います。

もちろん相場が良い時も、それなりの成績を出してもらわないといけませんね。程度問題になって少々曖昧模糊となりますが、鎌倉投信のように、相場が良い時でもTOPIXのわずか半分程度のリターンしか出せないようでは、だいぶ物足りません。

投資の世界では攻めも非常に重要ですが、そこから守りに入って資産を減らさずに、次の上昇相場に備えるようなセンスというのか、腕前がが非常に重要です。

つまり相場環境が悪くても、プラスの運用成績を叩き出すには、利益確定をしっかり行い現金化をした上で、相場環境が悪い時に安い銘柄を果敢に買う事が非常に重要です。

これ、言うのは簡単ですが実際に実行に移すのは非常に難しいです。実際にトレードをしてみると、骨身に沁みて切実に痛感しますよ・笑。

もしも一度でも大相場に乗り遅れると、市場平均に対して圧倒的にパフォーマンスが負ける訳ですから、シンドイ以外の何ものでもありません。

ひふみ投信の現金比率の変動


さて「ひふみ投信」の最大の特徴は、現金比率を最大で50%まで維持できるという点です。一般的な投資信託は常にフルインベスト(100%資金を相場に突っ込むという事)状態ですから、相場が下がると見ているだけです。当然、騰落だけの数字で見ると、成績は悪化します。

他の某アクティブファンドのように、常に現金比率が高いだけだと、マイナスの定期預金を抱えた状態になって資金効率が良いとはいいがたいですが、真にアクティブに、機動的に投資部分と現金部分を調整できるのであれば、面白い仕組みです。

年度 TOPIX配当込み(%) ひふみ投信(%) TOPIXとの差異(%)
2014年9月頭時点 13.3 24.4 11.1
2013年9月頭時点 66.2 58.7 -7.5
2012年10月頭時点 -1.5 7.8 9.3
2011年9月頭時点 -6.1 11.7 17.8
2010年9月頭時点 -7.2 -7.5 -0.3
2009年9月頭時点 -16.3 20.5 36.8



ひふみ投信の場合は、守りである現金化の動きが非常に上手です。過去6年間のパフォーマンスをTOPIX(配当込)と比較した一覧を見てみると、相場がマイナスパフォーマンスの時に、プラスの成績を叩き出す傾向があります。

ひふみ投信の基準価額の推移


市場がマイナスになっている時に資金をすり減らさないからこそ、市場平均に打ち勝って基準価額が右肩上がりなのだと言って良いでしょう。相場環境が悪い時にこそ、ひふみ投信の実力が発揮されているように見えます。

あ、そういえば基準価額は安いほうがお得と考える人が多と思いますが、それは全くの誤りです。ひふみ投信の基準価額は高すぎて割高なのか?などと考える人は、基準価額が下がることは、最大の問題点の記事も、参考にして下さい。

ところで、何でも上がる大相場は、ひふみ投信にしては非常に辛いのではないでしょうか。 その証拠に、市場平均に連動するインデックスファンドと、3月31日より直近1年間に絞って、基準価額の推移を比べてみます。

ひふみ投信の基準価額の、直近の運用成績(市場平均に対して)


黒田バズーカ第2弾が放たれた、2014年10月の大相場で、市場平均に引き離されているのが分かると思います。また日経平均が2万円台を意識し始めて、指数に引っ張られるようにして上昇をし続けた2015年2月3月の上昇トレンドも、かなり厳しい戦いです。

ひふみ投信は日経平均採用銘柄に対しての投資比率が非常に低いので、(コモンズ投信のページで詳細を載せています)、大型株主導で市場全体が上昇するような相場には、相当苦戦することが予想されます

まあ、1年だけの比較であれこれ言うつもりはありませんが、常勝ファンドのようなイメージのひふみ投信でさえも、勝てない時があるという事ですから、合理的に考えるとインデックスファンドを保有してホッタラカシにしているほうが良いですね。

とは言え、他の日本株アクティブファンド(独立系の投信も含む)を買うくらいならば、今のところは断然、ひふみ投信が優れていますので、資金の一部を投入しておくのも良いと思います。

レオスのひふみ投信



 




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