ニッセイ日本インカムオープン(愛称 Jボンド)の口コミ評価

(2014/5~2015/5の成績を元に算出、2015年6月時点)

過去、短期間に2500億円の資金が集まり今でも人気が高い国内債券型の毎月分配型投資信託。保守的な個人投資家にとって、安全性が非常に高くて年2%程度の利回りは超絶に魅力的か。当然ながら過剰分配により操作された分配金利回りだが、恐らく誰一人して疑問に思っている人は居ないと思われる憎らしくなる一品。

  • 運用(価格の上昇含む)利回り約0.7%に対して、現時点の分配金利回りは2%
  • チャートのみで判断すると、分配金は不健全
  • 国内債券で基準価額が下がる、それはもはや安全資産では無い

 


素直に国債に投資しているほうがマシという投資信託

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)は、国内の債券(国債、社債、金融債、ABS等)に投資します。投資適格債(BBB格以上)に投資する事で、ポートフォリオの平均格付をA格以上に保つ方針には、安心感があります。

実際に保有している債券は、AA格以上が全体の7割近くを占めている状況です。ただ、国債というよりも社債を中心に投資を行っている点には、しっかり認識しておきましょう

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の投資先セクターや格付けの比率


さてこの投資信託、社債中心に投資して運用成績を少しでも良くしようという目論見でしょうが、実は、普通に国債に投資しているインデックスファンドに比べると、非常に運用成績がヘタレで、とても投資価値のある代物とは言えません。

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)と代替えとなるインデックスファンドとの基準価額の比較


だいたいこのJボンド、アクティブ運用をしているはずなのにベンチマークや参考指数すら設定していない点にも不満が高まります。こういう投資信託は、その多くが運用成績の点で非常に残念な結果に終わっています。

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)についても、国内債券インデックスファンドに負けているようでは、これぽっちも投資価値など無いと断定しても良いレベルです。



分配金利回りがに魅力を感じた人が殺到したからか?

それにしてもニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)は、設定当初に猛烈に資金を集めて、今でも人気を維持している点が気になりますね。

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の純資産総額の推移


ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の人気が出た2009年って、リーマンショックで大損した投資家が、「絶対に損をしないのは日本の債券だけだ」と考えて、一挙に資金が日本債券ファンドに向かったタイミングなんですよね。

で、ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)なんかを買っちゃうと、今になってこれもまた全然儲からないどころか、相当損していることになってるという。。。

だいたい、ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)に投資してたくさん分配金を貰おうとする姿勢からして、明らかにおかしいんですよ。

国内の安全性の高い債券のみに投資を行っているために、下記のように、実質的に投資している債券からの収益は年間で0.3%程度です。ここから運用管理費なども差し引かれるので、利益は雀の涙ですよね。

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の平均最終利回り


ですが、現時点での分配金利回りは2%程度の水準であり、確実に整合性が取れていません。これは、分配金利回りと配当利回りは違うという点を理解できない投資家が恐ろしく多いという事を示唆していると思います。

案の定、分配原資の内訳を調べてみると、かなりの過剰分配が行われているようで、残念な気持ちで一杯になりますね。

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の分配原資の内訳


どうしても国内債券型の投資信託で分配金が欲しいという場合は、良質で低コストなインデックス型の投資信託を利用した上で、SBI証券の投資信託・定期売却サービスを上手に活用して頂き、適切に分配金を得るようにした方が良いと思います。

過去1年間の運用成績は0.7%と、国内債券の運用という点を考慮すると妥当な水準ですが、分配金利回りは運用成績を上回る2%となっており、基準価額の下落が発生しています。

基本的に債券からの収益が非常に小さい上に、コストが高いことや過剰分配が行われている事から、今後も基準価額の下落はあっても上昇する事は無いと思います。

分配金が出るたびに基準価額が下がるなんてのは、投資としては避けなければいけませんからね。投資元本を維持しながら、「本当の利益分」だけ取り崩すようにして、長期に安定的に運用できるように、上記のサービスを活用しましょう。



ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の概要

購入手数料:上限1.62%(税込み)
信託報酬:年率0.918~0.4644%(税込み)(運用管理費用込)
信託財産留保額:なし
分配金の取扱:年12回
償還日:無期限(設定日 平成18年9月29日)
運用:ニッセイ アセットマネジメント株式会社



ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)の購入先

ニッセイ日本インカムオープン(愛称:Jボンド)で分配金を得たい場合、金融機関によって大きくコストが異なります。下記以外は、上限の1.62%取られますので、そんなコストはただの無駄にしかすぎませんから、せめて下記をお使いください。

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