MHAM J-REITアクティブファンドの評価・解説

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Jインカムの口コミ評価



 


MHAM J-REITアクティブファンドの分配金の出し方をチェック

さて最初に、MHAM J-REITアクティブファンド(毎月決算型)の、分配金の出し方がどうなっているのか見てみましょう。これを見るだけで、あなたが買おうとしている投資信託がマトモなのかそうでないのか、一瞬で判別つきます。

設立時に毎月20円の分配金だったのが、2014年度後半から2倍の40円に増額しています。加えて、2014年の12月には290円、2015年の3月には300円の巨額の分配金を出しています。

ちょうど巨額の分配金を出し始めた頃から、急激に純資産総額が増え始めています。今後も多額の分配金をゲット出来そうだとの思惑からか、庶民の資金が集まっているような雰囲気ですね。(前ページの図に、資金の集まり具合が表示されています)

MHAM J-REITアクティブファンド(毎月決算型)の分配履歴


では次に、分配金利回りとリターンの傾向を調べてみましょう。不動産価格(REITの価格)が非常に高くなっているために、投資対象からの配当利回りは3%以下の状況です。

ですが、投資信託の分配金利回りは6%を超えている状況です。明らかに異常な利回りですが、多額の分配金を今後も出し続けるでしょうから、今後も分配金利回りは高まったままになるのではないかと予測します。

MHAM J-REITアクティブファンド(毎月決算型)の分配金利回りとリターンの推移


ただし、過去1年間のREIT価格の上昇も含めたトータルの運用成績から考えると、分配金の金額は健全な状態です。詳細を2014年3月~2015年3月の期間から、ざっくり計算して確認してみます。

過去1年間の運用成績は27%で、REIT価格の急上昇のために、非常に良好なパフォーマンスを叩き出しています。上記期間に、2回ほど300円近い巨額分配をしているために、分配金利回りは現時点では8%です。

価格上昇によるキャピタルゲインが非常に大きいために、分配金利回りが高くても、基準価額は上昇している状況です。

MHAM J-REITアクティブファンド(毎月決算型)の基準価額の状況


いやあ、こういう状況を調べていると、今は全世界の株式市場が絶好調ですから、分配金を無茶苦茶に出そうが、運用目標であるベンチマークに惨敗しようが、分配金をたくさん出してなおかつ基準価額が下がらないのですから、運用している人、販売している人は相当楽チンで、ハッピーな状況だと思いますね

で、何も考えずにこのような投資信託を買って、永遠に春が続くのかと勘違いしている人(あなた?)は、やがて来るであろう冬の時代に、慌てふためいてどうにもならなくなるのです。



MHAM J-REITアクティブファンドが適正な分配なのかどうか確認

さてところで、投資先のREITからの予想配当利回りは2.88%(2015年2月27日時点)です。ですが記事執筆時点での分配金利回りは6%を超えて、巨額分配が今後も続くと、10%を超えてくるのではないかと思われます。

ここ1年ほどで、2回に分けて300円近い過剰分配を行っていますが、平時でも40円の分配金です。40円の分配金でも、下記をご覧になる通り、REITからの安定収益では分配金を補えない訳ですから、資産を売却するなどして資金を作る必要があります。

1万口あたりの分配原資の内訳


余談ですが、なぜ過剰分配するのかといえば、基準価額が高くなりすぎると投資信託の仕組みを知らない人(驚くべきことに銀行員も含む)が、株と同じように「高くなりすぎて怖い」と感じて、購入してくれなくなるからです。

運用者からすると、強引に基準価額を下げて値ごろ感を出せるだけでなく、分配金利回りが上昇しますから、二重に無知な人を惹きつけやすくなる効果が出ます。こういう操作には、決して騙されてはいけません。


 

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