MHAM J-REITインデックスファンド・・・タコ足分配型投資信託

(2017年月5時点)

国内REITを投資対象としたインデックス運用の投資信託。庶民が買いやすい1万円台を維持する為か、分配金調整の疑いのある盛大な分配金の放出を行う。金融機関の「悪だくみ」が功をなした形で、純資産総額が1913億円に到達。今も資金が集まる超人気ファンド。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の

  • 配当利回りは3%程度なので現状の分配金は過剰、2倍の利回りとは高すぎる
  • 安定的な収益を遥かに超える分配金なので、基準価額は猛烈に下落中
  • 運用目標を長期的に下回る成績に甘んじており、投資価値は皆無と言える


 


まず、運用目標に対して大幅に劣っている時点で投資価値なし

MHAM J-REIT インデックスファンド(愛称:ビルオーナー)は、 国内の不動産投資信託証券(REIT)に投資を行い、不動産の価格上昇と配当金を主な収益源にしています。資産運用の王道の1つが不動産ですから、投資対象として悪くありません。

保有銘柄数は58銘柄です。投資ポートフォリオの予想配当利回りは3.6%となっており、安定的な収益が見込めそうです。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の予想配当利回り


・・・という感想とは裏腹に、運用目標であるベンチマークの、東証REIT指数(配当込み)に対して、長期的にかなり下方かい離している残念な投資信託です。

インデックス運用の投資信託は、コストの分だけ運用目標に対して劣るのが当然ですから、この表だけを見てダメなファンドと言い切ることはできないのですが、期間別の騰落率を見ると設定来の14年間で、ベンチマークに対して年率2.1%も劣っています。

信託報酬が年率0.7%なのに対して2.1%も劣るのですから、こんなものはインデックスファンドとは言いがたい代物だと言えます。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の基準価額とベンチマークの推移



したがってここは、コストが半分以下で、ベンチマークとのかい離も見られない良質なREITインデックス型の投資信託、<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンドを利用する方が、総合的に我々の利益が最大化されるでしょう。

下記が、ニッセイのファンドと、MHAM J-REIT インデックスファンド(愛称:ビルオーナー)との過去3年間の基準価額の推移の比較です。コストの低いニッセイのほうが、常に基準価額が上振れしているのが分かると思います。これが、低コストの「威力」というものです。

ニッセイのファンドと、MHAM J-REIT インデックスファンド(愛称:ビルオーナー)との過去3年間の基準価額の推移の比較


ニッセイの投資信託は毎月分配型投資信託ではありませんが、SBI証券の投資信託・定期売却サービスを利用すれば、それと全く同様に毎月の資産の取り崩しができます。

配当の範囲内で取り崩しをすれば、次の項で記すようなMHAM J-REIT インデックスファンド(愛称:ビルオーナー)の不誠実なタコ足分配など起こり得ないですから、安心して分配金を受け取る資産運用が可能です。




そして不誠実な分配方針も、大いに問題だ

本ファンドの利回りとリターンの傾向を確認してみます。下記を見ると、現状の分配金利回りは約7%程度。既に書いたようにREITからの配当利回りは3.6%程度ですから、2倍の利回りを「実現」しているように見えます。

しかし、無いところから勝手にお金が湧くような「打出の小づち」など存在しませんから、私たちの投資原資(値上がり益を含む)を取り崩しているはずです。

また、半年に1回、恐らく基準価額が高すぎて素人が購入しなくなるのを恐れるのか、基準価額を下げるための高額の分配をしているようです(矢印のところ)。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の分配金額と分配金利回りの推移


過去5年の成績を見てみると基準価額は何とか値下がりせず、庶民が買いやすい1万円台を常にキープしており、分配金を盛大に出すことによる意図的な価格操作をしている感が否めません。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の基準価額の不審な点


配当利回りの2倍もの分配金利回りを出している点について、チェックを入れてみます。下記、毎月の分配金(青線)に対して、毎月の安定的な収益(赤枠)でどれだけカバーできているのかが分かる資料です。

常に、分配金の半分もカバーできていないことになります。カバーできないというのは、イコールあなたの投資元本が勝手に取り崩されて分配されることを意味します。

MHAM J-REIT インデックスファンド(ビルオーナー)の分配原資の内訳


実際に国内REIT自体の配当利回りの傾向を調べてみると、配当利回り水準は3%~10%で、ここ1年は3%程度で推移しています。

J-REITの配当利回りの推移


3月31日時点の月次レポートを見ると、予想配当利回りは3.68%となっています。つまり、本来ならこの程度の分配金を出すべきなのです。そうすると、間違いなく投資資金を取り崩す事にはなりません。

分配金を受け取る投資は、絶対に本ファンドのようなタコ足分配があってはなりません。そのような事をせずに、投資元本が傷つかないように長期的に運用することが、最も大切なのです。

そのような資産の「保全」をせずに、素人投資家が理解できないだろうからと言って、金融機関は見かけの分配金利回りを多大に計上して、不誠実な運用を行っているのです。




MHAM J-REITインデックスファンドの概要

購入手数料:上限2.16%(税込み)
信託報酬年率0.702%(税込み)
信託財産留保額:0.3%
償還日:無期限(設定日・2003年10月30日)
運用:みずほ投信投資顧問株式会社


途中にも記したように、インデックスファンドで信託報酬が0.7%というのは高すぎます。代替えとして示したものは0.27%(税込み)なので、半分以下のコストで投資できることになりますね。




MHAM J-REITインデックスファンドの購入先

MHAM J-REITインデックスファンドで分配金を得たい場合、下記の証券会社で購入が可能です。

手数料無料 野村證券楽天証券フィデリティ証券



 


みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方