三井住友銀行の店頭での、マイパイロットの説明に大いに驚く

三井住友銀行のラップ口座開設の相談に行ってみた!

資産運用全般に関して、管理人は非常に強い関心を持っています。先日野村證券さんに突撃インタビュー(?)を実施した結果、野村證券ラップ口座の内容に卒倒してしまった訳です。

ですが、市民と強い信頼関係で結ばれているはずの銀行の提供しているサービスであれば、管理人が想像しているような、正しく富裕層向けのサービスを提供しているに違いない!!
三井住友銀行の店内イメージ
と、強い(淡い?)期待を胸に抱いて、店頭に突撃して来ました。

案内された先は、目の前には黙々と仕事をされている銀行員、私の後ろには順番待ちをして番号を呼ばれるのを待っている市民。

そこに挟まれるような、右記のようなよく見かける普通な場所でした。

さすが三井住友銀行です。野村證券のような高級感はまったく無く、むしろザワザワうるさい環境で、富裕層向けサービスの説明をする訳です

これは富裕層向けではなく、完璧に庶民向けサービスだろ?と思ってしまうのは、管理人だけでしょうか? ・・・気を取り直して、、さっそく「衝撃的な名言」を含めた、突撃訪問の模様をお伝えしたいと思います。


 

三井住友銀行マイパイロットには、なんとロスカット機能がある

応対して頂いた営業マンは、年齢不詳のおばさまでした。年季が入った熟練、昔のニッセイのおばちゃんみたいな感じです。いや、もうちょっと若かったかな? ちょうどこんな感じです。フリーモデルの、「ノブエさん」に登場してもらいましょう。

 マイパイロット


もともと、三井住友銀行ラップ口座「SMBCファンドラップ」は、1000万円以上のお金を持った人が対象の商品だったようです。この頃は、3000万円程の預金を簡単に預け入れる猛者もいたそうです。

それが今は最低投資金額が300万円。金額を下げてからは、申込みが急増したとの事。ちなみにSMBCファンドラップの愛称「マイ・パイロット」は、金額を下げてから付けられたようです。庶民向けには、このような分かりやすい愛称が必要なんですかね?

具体的なメリットですが、付属の資料にある内容、「全てお任せ、リバランス、ノーロード」を繰り返し強調してきます。このあたりのメリットはラップ口座として横並びで同じようなものですね。

マイパイロット・3つのポイント


特に営業のおばさまは、リバランスのメリットを強調してきます。自分たちで複数の投資信託を選ぶとリバランスが大変だから、ラップ口座を利用した方が良い!と。


マイパイロットのリバランスについて


今や世の中には、超・低コストでリバランスも勝手にやってくれるバランス型投資信託が存在しますから、(例えば、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドね)、自動リバランスなどまったく強みと言えません。情報弱者には説明しやすいのでしょう。

さらに、マイパイロットで採用している投資信託についてお聞きした所、「ファンドの成績が悪かったら取り替えています。だから成績はよいはずです。」 との事。調べてみると、ぜんぜん優秀な成績じゃないんですけどね・・・。

 マイパイロットの投資信託の成績

 ⇒参考コラム:三井住友銀行のラップ口座に価値なし


300万円からの投資になりますから、時間の分散も含めて、初期の投資タイミングを考慮してもらええるのか聞いてみたところ・・・ 、なんと!

 マイパイロットの買い付けタイミング


ポンと買っちゃいます」だそうです。相場が異常に上がっている時に買われたら、たまったものではないですよ・涙。恐ろしいです・・・

ただし、三井住友銀行ラップ口座「マイパイロット」で採用しているロスカットシステムは面白い!?です。 事前に設定したある金額になったら、ラップ口座を自動的に解約して、銀行口座にお金を振り込んでくれるから安心、との事。

マイパイロットのロスカット


なんだか責任転嫁というか、後で激しく文句を言われないよう、ロスカットするような仕組みでも採用したのでしょうかね?

しかし、ラップ口座でリバランスしながら資産運用するという事は、すなわちこれは長期分散投資をするという事でもあります。

リバランスするという行為と、ロスカットいう行為は完全に相反する概念のような気がするのですが、いったい何を考えていらっしゃるのでしょうか???



お客さま一人ひとりに合った資産配分が提供されない件

富裕層向けサービスの一番の特徴は、やはり一人一人にカスタマイズされたポートフォリオが作れる点にあるはずです。三井住友銀行さんも、下記のように主張なされています。

マイパイロットの約束


ですが、実際にどうやって資産配分を決めるかというと、下記のように、たった4つの質問と投資期間から算出されるだけという、驚きの事実

SMBCファンドラップのヒアリングシート


この4つの質問、プラス、下記の5つ目の投資期間の質問に答える事で、5つのポートフォリオ(安定型、やや安定型、バランス型、やや積極型、積極型)のどれかを推薦してくる訳です。

いや~、メッチャ、エイヤ!とやっちゃってる感が満載です。5つの資産配分しか無いので、一人ひとりに合う訳ではないですね。

ヒアリングシート・投資期間の確認


なお、提案されるポートフォリオのイメージは、下記のような感じです。安定型は国内外債券59%、国内外株式26%の割合です。バランス型は国内外債券31%、国内外株式54%の割合。

一番高いリスクを取る積極型の場合は、外国債券5%、国内外株式80%と確かに非常にリスクを取る構成のようです。

マイパイロット・5つのポートフォリオ


少々憮然とした表情の管理人に対して、おばさま営業ウーマンは何度もリバランスのメリットを強調して来ます。複雑に色々とやっているから良いとの事

リバランスは、複雑な処理が必要なものではないような気が・・・。当然ですが、運用側で市場動向に合わせて最適なバランス(目標配分自体を調整)を変更する事はないのです。

1度決めた目標バランスで、ずっと運用するだけ。という事であればバランス型投資信託の方がコストも安くてお得に決まってますよね。

そして最後に、驚愕のお言葉を頂戴しました。色々と議論しなら質問に答えて行き、ポートフォリオが決まったところで言われた一言。

 結局マイパイロットのポートフォリオは何でもOK


結局、どれを選ぶか選択可能ですから、好きにしてくださいね! チェックシートはあくまで、自分の深層心理を把握する位置づけなのですよ。

絶対にオカシイです。。

続き:三井住友・ラップ口座「マイパイロット」体験談



 




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