三井住友銀行のラップ口座で売られている投資信託の運用成績を公開


三井住友銀行のラップ口座で売られている投資信託

本ページは、SMBCファンドラップに価値なし、のページの続きとなっています。本ページより当サイトに訪問された方は、上記リンクより、前のページから順々にお読みいただいた方が分かりやすいと思います。


 



ラップ口座に採用されている投資信託の真価を調べてみた

どこを見ても、ベンチマークと比較している情報が見当たらないので、下記の方針でチェックする事にしました。

・ベンチマークのインデックス運用の投資信託が存在する場合は、それを採用し比較
・それが見つからない場合は、ベンチマークの年率リターン(3年、5年)と比較
・ベンチマークが存在しない場合は、セクターの代表名的な指数を利用する



①SMBCファンドラップ・日本バリュー株


トップバッターの日本バリュー株のベンチマークは、TOPIX(東証株価指数・配当込)です。 TOPIXをベンチマークとしたインデックス運用型の投資信託である「SMT TOPIX インデックス・オープン」と比較してみましょう。

項目 SMBCファンドラップ・日本バリュー株 SMT TOPIX インデックス・オープン
信託報酬(年率) 0.7884% 0.37%
トータルリターン
(5年・年率)
9.34% 7.60%
標準偏差(5年) 18.33 18.33

直近3年の運用成績を見ると、完全に同じような挙動を示していますね。5年リターンだと確かに少々上回っていますが僅差で、運用成績はインデックス型の投資信託と同等との判断ですかね。

同等であればアクティブ運用としての価値はナシですね。ネット證券で購入できる低コストのインデックス型投資信託で十分ですね。



②SMBCファンドラップ・日本グロース株


日本グロース株は困った事に、明確にベンチマークが存在しないと明記されています。こういう時は、日本の代表的な指標である日経平均と比較してみましょう。採用したインデックス運用型の投資信託は、「ニッセイ日経225インデックスファンド」です。

項目 SMBCファンドラップ・ 日本グロース株 ニッセイ日経225 インデックスファンド
信託報酬(年率) 0.9828% 0.25%
トータルリターン
(5年・年率)
6.81% 9.66%
標準偏差(5年) 20.21 19.47

笑いを通り越して、怒りすら覚える酷さですね、ラップ口座は。。。



③SMBCファンドラップ・日本中小型株


日本中小型株のベンチマークは、JASDAQ INDEXです。残念ながら、比較に利用できるようなインデックス運用型の投資信託が見つかりません。

そこで、ベンチマークの年率換算されたトータルリターンの数値で比較してみましょう。 比較期間は、3年と5年です。結果が下記ですね。

項目 SMBCファンドラップ・ 日本中小型株 ベンチマーク (JASDAQ INDEX)
トータルリターン
(3年・年率)
23.38% 27.7%
トータルリターン
(5年・年率)
10.35% 15.8%

※2014年8月末時点で比較
※ベンチマーク情報引用元: http://myindex.jp/data_i.php?q=JQ1002JPY


ベンチマークに対して圧倒的な大差で大負けしていますね。アクティブ運用の価値なしですね。どうしても中小型の株式に投資をしたい場合は、中小型株に強い、良質なアクティブ運用の「ひふみ投信 」を利用しても良いでしょうね。試しに比較してみましょう。

項目 SMBCファンドラップ・ 日本中小型株 ひふみ投信
信託報酬(年率) 0.9936% 1.06%
トータルリターン
(5年・年率)
10.35% 16.97%
標準偏差(5年) 21.93 15.26

信託報酬は似たり寄ったりですが、小さなリスク(標準偏差)でリターンが優るひふみ投信 の方が断然にメリット大ですね。



④SMBCファンドラップ・日本債


日本債は、NOMURA-BPI(総合)をベンチマークとする、アクティブ運用の投資信託です。インデックス運用型投資信託「日本債券インデックスe」と比較しましょう。

項目 SMBCファンドラップ・日本債 日本債券インデックスe
信託報酬(年率) 0.5616% 0.37%
トータルリターン
(3年・年率)
1.79% 1.77%
標準偏差(3年) 1.65 1.43

運用成績を見ると、ほぼ同等ですね。アクティブ運用なのに、インデックスのような挙動に見えます。これでは、アクティブ運用として価値なしです。利用メリットは、無いですね。



⑤SMBCファン ドラップ・ 米国株


もう、いちいち開設するのもめんどくさくなってきました・笑。次は米国株です。ラップ口座の投資信託とはベンチマークが異なりますから、正確な比較ではありませんが、ダウ平均に連動するインデックスファンド2本と比較してみました。

インデックスファンドは新設ファンドなので、1年リターンでしか比較できませんので、参考程度に見ていただければと思います。



⑥SMBCファンドラップ・欧州株


欧州株のラップ口座は、ベンチマーク無しです。しょうがないなあという事で、みずほ銀行のネット口座でしか購入できない、欧州株に投資する唯一のインデックスファンドと比較しました。

なおこちらも新設ファンドなので、参考程度に。・・・とはいえ、ラップ口座、ボロボロの状態で負けていますね。。。



⑦SMBCファンドラップ・新興国株


新興国株のベンチマークですが、「MSCIエマージング・マーケット指数(円換算)」です。本ベンチマークのインデックス型投資信託「野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)」と比較してみましょう。

項目 SMBCファンドラップ・新興国株 野村インデックスファンド・新興国株式
信託報酬(年率) 1.3716% 0.6%
トータルリターン
(3年・年率)
13.03% 15.43%
標準偏差(3年) 21.17 21.59

比較のチャートを見ただけで、インデックス運用の投資信託に大負け状態でありアクティブ運用の価値なしです。成績も悪く、コストも高いSMBCファンドラップ・新興国株を利用する必要は全くないですね。



引き続き、ラップ口座投資信託の運用成績確認です

いや~、全部チェックするととてつもない時間がかかりますね。。続きの、外国債券、REIT、その他の資産クラスに関しては、下記をご覧になって下さい。


 ⇒続き:三井住友ファンドラップの投資信託の評価②に続く


 




毎月分配型投資信託・必須の用語集
毎月分配型投資信託コラム

みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方