三井住友ファンドラップで売られている投資信託の運用成績を公開


三井住友ファンドラップの投資信託の運用実態

本ページは、下記のページの続きとなっています。

 ①SMBCファンドラップに価値なし
 ②三井住友銀行・ラップ口座の投資信託の評判

本ページより当サイトに訪問された方は、上記リンクより、前のページから順々にお読みいただいた方が分かりやすいと思います。


 



ファンドラップ投資信託の真価を調べてみた・続編


⑧SMBCファンドラップ・米国債


米国債のベンチマークは、バークレイズ米国総合インデックス(円ベース)です。残念ながら同様のベンチマーク向けのインデックス運用の投資信託が見当たりません。

ですから、ベンチマーク自体の年率リターンと比較して成績を評価致しましょう。結果は下記のようにベンチマークに大負けしている状況です。アクティブ投信として価値無しですね。

項目 SMBCファンドラップ・米国債 バークレイズ米国総合インデックス(円ベース)
トータルリターン
(3年・年率)
12.56% 14.0%
トータルリターン
(5年・年率)
5.63% 6.9%


⑨SMBCファンドラップ・欧州債


欧州債のベンチマークは、バークレイズ汎欧州総合インデックス(円ベース ヘッジなし)ですね。こちらもベンチマーク自体の成績と直接比較しましょう。 結果は、下記のようにベンチマークに負けていますね。本投資信託も、アクティブ運用としての価値はまるでナシです。

項目 SMBCファンドラップ・ 欧州債 バークレイズ汎欧州総合インデックス(円ベース ヘッジなし)
トータルリターン
(3年・年率)
14.56% 15.15%
トータルリターン
(5年・年率)
5.94% 6.51%

なお、欧州債、米国債のラップファンドを保有するのではなくて、SMTグローバル債券インデックスファンドを利用して、先進国債券全体(日本は除く)に投資すると、どのような結果になるのでしょうか? グラフだけ載せておきます。



⑩SMBCファンドラップ・新興国債


新興国債の参考指標(ベンチマークではない)は、「JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド(円換算ベース)」です。

本投資信託もベンチマークの成績と比較しましょう。下記のように参考指標とはいえ、ほぼ同等でインデックスのような印象を受けますね。アクティブ運用の価値なしです。

項目 SMBCファンドラップ・ 新興国債 JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド
トータルリターン
(3年・年率)
18.27% 18.5%
トータルリターン
(5年・年率)
12.0% 12.0%



代替可能なインデックス運用型の投資信託を検討してみましょう。ベンチマークが違うのですが、新興国全体に分散投資をしている「SMT 新興国債券インデックス・オープン」と 比較しましょう。

項目 SMBCファンドラップ・ 新興国債 SMT 新興国債券 インデックス・オープン
信託報酬(年率) 1.0476% 0.6%
トータルリターン
(3年・年率)
18.27% 9.45%
標準偏差(3年) 11.66 15.32

SMBCファンドラップ・新興国債は意外と優秀ですね!



⑪SMBCファンドラップ・J-REIT


J-REITのベンチマークは、東証REITインデックス(配当込)ですね。こちらは、ベンチマークが同じインデックス運用型の投資信託が存在します。「ニッセイJリートインデックスファンド」と比較しましょう。

項目 SMBCファンドラップ・J-REIT ニッセイJリートインデックスファンド
信託報酬(年率) 0.6156% 0.335%
トータルリターン
(1年・年率)
29.44% 30.67%
標準偏差(1年) 16.58 16.94

インデックス運用型の投資信託で十分に代替可能です。



⑫SMBCファン ドラップ・G-REIT


G-REITのベンチマークは、S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込、円換算)ですね。こちらも同様のベンチマークを採用したインデックス運用型の投資信託である「野村インデックスファンド・外国REIT(愛称:Funds-i外国REIT)」と比較しましょう。

項目 SMBCファンドラップ・G-REIT 野村インデックスファンド・外国REIT
信託報酬(年率) 0.9504% 0.55%
トータルリターン
(3年・年率)
24.04% 25.34%
標準偏差(3年) 17.27 17.41

インデックス運用型の投資信託で十分に代替可能です。



⑬SMBCファンドラップ・コモディティ


インデックス型の投資信託が見当たりませんから、ベンチマークの成績と念のために比較しましょう。SMBCファンドラップ・コモディティは、ベンチマークのDJ-UBSコモディティ・インデックス(円換算)に連動するように投資するインデックス運用です。

では比較結果を見てみましょう。なお、ベンチマークの名称は2014年7月に、ブルームバーグ・コモディティ・インデックスに変更されています。結果を見ると、ベンチマークとの隔離が大きいようですね。採用不要かと思いますね。

項目 SMBCファンドラップ・ コモディティ ベンチマーク
トータルリターン
(3年・年率)
0.5% 1.5%
トータルリターン
(5年・年率)
0.67% 2.5%


⑭SMBCファンドラップ・ヘッジファンド


採用しているヘッジファンドの特色を見たところ、「特定の市場等の変動に左右されない投資元本に対する収益。絶対収益」を目指すとの事です。ですが、ハッキリ言ってよう分かりまへん。。。

リターンは次のような状況です。市場に左右されないというのは良いのですが、これって完全に市場に置いてけぼり状態になってないか???



最後に、三井住友ラップファンド投資信託のまとめです

三井住友ラップファンドの運用成績が、あまりにもヘボいので、それを見ていると必要以上の疲労感を感じますね。ワタクシのやっていることが、無意味な行動に思えてきますわ。


 ⇒続き:三井住友銀行ラップ口座の運用成績まとめに続く


 




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