人気投資信託ランキングを混乱させるファンドの存在

突如ランキング上位に食い込む、怪しい投資信託を発見!

我々個人投資家の天敵である、高コストの毎月分配型投資信託のチェックを日夜続けている管理人ですが、金融機関、特に銀行の販売姿勢には、かなりガッカリしたりします。

そんな中、さらに想定外となる販売戦略に出くわしました。事の発端は、当サイトの読者様からの相談です。(相談内容は、下記リンクをご覧ください)

Q&AコーナーSMBC世界優先証券ファンドに怒り


 

銀行のウェブサイトを見ても、すぐに投資信託を発見できず

ご相談を受けて、さっそく三井住友銀行の投資信託のページを調べてみました。相談対象のファンドは、SMBC世界優先証券ファンドです。どうもご高齢の親御さんが銀行員に勧められたようです。

そこで、販売額ランキングや、販売件数ランキングを見てみましたが、どうもランクインしていません。結構マイナーなのかなと、当初、勘違いを致しました。

人気投資信託ランキング(1か月の販売額)



情報提供により、突如ランキング上位に表れる事が発覚

人気が無いマイナーな存在かなと思っていた時に、読者様から「短期的にランキング上位に食い込む」とのご連絡が!! 銀行員から貰ってきたパンフレットを見ると、確かに販売額で1位になっている訳です

人気の投資信託ランキング(店頭でもらったパンフレット)


というか銀行さん、やはりこの手の人気投資信託ランキングを相談者に提示して、意図的に誘導しているわけですよ・・・。全くしょうがねえなあと思いつつ、1ヶ月ではなくて3か月間の売り上げランキングをチェックしてみると。。。。

投資信託販売額ランキング(3ヵ月と半年間)


過去のランキングを含めて遡って調べてみると、確かに上位にランクインしているようです。しかも過去6カ月で見ると、販売時期が違うだけの同一の投資信託がランクインしている。

相談者さんがもらってきたパンフレット記載の内容の通り、単月でいきなりランキング1位になって、翌月は一瞬でランク外に飛ぶという、非常に怪しい動きのようです。



これは金融機関が考え出した、最高レベルの超回転売買商品だろ!

今回の投資信託の特徴を整理しましょう。

・販売期間が2か月のみ
・まったく同様の内容の投資信託が2か月後に再販
・再販された商品は、新規取り扱い商品として投資家に猛烈にアピール
・投資信託期間はたったの3年程



一番のポイントは、販売期間がたったの2か月という点ですね。これは我々、庶民が「限定品に弱い」という特性を最大源に活用している訳です。

つまり営業マンは「この投資信託は、2か月間しか購入できません!!もう販売されない可能性もありますから、あなたは非常に運がいい。期間限定の特別品ですからご購入をご検討しませんか?」的なセールストークでも展開しているのではないでしょうか?(管理人なら、このように言いますね・笑)

管理人も含めて、人は購入時期に制約がある、もう手に入らないかもしれない、希少価値があると思わされると、思考回路がストップして、衝動的に購入するのです。(ネット上の情報商材の売りつけ方など、まさにこれの代表例です)


おそらく「俺は運が良い」と思った、マヌケなカモ投資家にガンガン販売しているのでしょう。短期的に大量に売りさばいたら、名称を微妙に変更して、再度、新商品として販売する。 新しいカモ投資家からすると、新商品に見えますからね。

信託期間も3年程度ですから、適当に理由を付けて、他の商品でも買わせる魂胆でしょうね。なお商品を開発した大和住銀投信投資顧問株式会社で商品を調べてみると・・・類似商品がてんこ盛りです。

類似商品


これらは、全国の多くの銀行や証券会社で似たような方法で販売されているようです。つまり金融機関側は確信犯的に、売りさばいているという事です。我々から、安全確実に手数料を取り上げて高い給料を貰っていると考えると、本当に頭にきてしまいますね!!

それにしてもパンフレットのランキングを眺めていると、運用期間がたった3年の投資信託を、NISA口座の販売額ランキング1位となるくらい売ってるって事ですから、これはもう、悪辣な事をしていると表現しても、決して言い過ぎではないはずです。。



 




毎月分配型投資信託・必須の用語集
毎月分配型投資信託コラム
みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方