野村米国ブランド株投資(アジア):初心者向け口コミ

※本サイトではアジア通貨コースにて解説していますが、そのほかの通貨コースでも、ファンドの中身は本質的に変わりませんので、最後までお読みいただければと思います。



月40円の分配から8倍の300円へと驚くべき増額を打ち出し、勘違いをしてしまった一般市民を大量に集めている事がチャートから伺える。そもそも複数通貨の為替取引で運用成績を分かりづらくした上に、主役の米国株の成績は平凡であるという、利用価値がない投資信託。

(2015年4月時点)

●野村證券との付き合い自体を、再検討した方が良いかと思うようなファンドだ


 


野村米国ブランド株投資(アジア)

※2014/4~2015/4の成績を元に算出

・運用(価格の上昇含む)利回り約27.3%に対して、現時点の分配金利回りは9%
・チャートのみで判断すると分配金は健全な状態に見えてしまう
・ただし月300円の分配になると明らかに過剰分配、資産の切り崩しが行われている
・現状の基準価額の水準で月300円の分配が続くと分配金利回りは20%を超える
・これで運用成績が少しでも悪化すると、基準価額は激しく下落する



野村米国ブランド株投資(アジア)


上記の販売資料、どうですか? 「野村」が「ブランド株」に投資するんです。儲からない訳がありませんよね。もう、ブランドに弱い心をくすぐられますね。

その「野村米国ブランド株投資(通貨選択型)アジア通貨コース(毎月分配型)」の特徴は、米国の株式に投資すると同時に、アジア通貨(中国、インド、インドネシアの3か国)の為替取引による、プレミアム収入の獲得を目指す非常に複雑な投資信託です。

これについては、次ページにて、もう少々突っ込んで記述しますね。

さて、積極的に銘柄選定を行うアクティブ運用型の投資信託であるわけですが、ベンチマークや参考指数の類が存在しません。米国株式に投資するのだから、S&P500株価指数ぐらい設定するべきだと思うのですが・・・。

ま、為替取引も組み込んで誤魔化すようなファンドですから、結局は運用成績も大したことはないと思います。参考までに、S&P500株価指数をベンチマークとするインデックスファンドi-mizuho 米国株式インデックスと運用成績を比較すると、ほとんど同等です。

1年間だけのパフォーマンスになってしまいますが(i-mizuho米国株式インデックスが新設まもない為)、アクティブ運用としては、いかがなものかなと感じます。

野村米国ブランド株投資(アジア)とインデックスファンドとの運用成績対比


複雑な運用をしながら「i-mizuho 米国株式インデックス」に負けている複雑な投資信託の事例としては、みずほ銀行が売る高コストボッタクリ投信の、愛称:ゴールデンルーキーなるファンドがあり、それを思い出します。

どちらも、偉そうな能書きを垂れて、いかにも素晴らしい運用成績が出そうに感じさせて、ふたを開けると市場平均にはかなわないという好例です。

そんな野村米国ブランド株投資、投資先株式の配当利回りは0.9%で、アジア通貨の為替取引によるプレミアム収入は約6.5%。投資信託全体としては、7.4%の利回りになります。

月40円の分配金ならば十分に補えるのですが、何を血迷ったのか、突如分配金を300円に激増させて利回り操作を行うようになりました。かなりの過剰分配で、現状の基準価額を維持すると利回りが20%を超える事になります。

毎月分配型投資信託では良くある光景ですが、分配金が激増した事によって、資金が尋常では無いスピードで集まり始め、2015年2月27日時点の純資産総額は529億円です。野村證券さんの営業力を考えれば、軽く1000億円を超える資金を集めるのではないでしょうか?

野村米国ブランド株投資(アジア)の純資産の増減


こんな野村さんのやり方は以前からよくあるケースで、具体的には野村證券の投資信託が詐欺まがいのページもご覧頂くと、納得?頂けると思います。

そもそも冷静に考えると、平凡な成績である割にコストなんて目が飛び出るほど高額です。初年度に必要な手数料は5%近くあり、毎年2%のコストを支払う必要があります。

利回りが高くても実際は過剰分配なので、ほとんど利益にならない状態かと。証券会社や金融機関の方のお話を聞いているようでは、いつまでたってもカモ投資家から卒業する事は難しいでしょうね。



野村米国ブランド株投資(アジア)の概要

購入手数料:上限3.24%(税込み)
信託報酬:年率1.8044%(税込み)(運用管理費用込)
信託財産留保額:0.3%
分配金の取扱:年12回
償還日:平成33年2月17日(設定日 平成23年3月23日)
運用:野村アセットマネジメント株式会社



野村米国ブランド株投資(アジア)の購入先

それでも野村米国ブランド株投資(アジア)を購入したい場合、手数料3.24%とあり得ない高額料金を支払って、野村證券にて買い付けしてください。


 続き:野村米国ブランド株投資(アジア)の無茶苦茶分配
   (やや上級者向けとなります


参考母が購入した「野村米国ブランド株投資(アジア通貨)」の基準価額が半値になりました


 


この投資信託のお問い合わせや口コミ投稿などは、こちらからお寄せ下さい

みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方