ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)はどうなのか、質問があったので回答

ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)の評判

●投稿者:MFさま(年代不明・男性)2015年12月

ニッセイスリーポイント(毎月分配型)に付いて教えて下さい。2015 12月現在の総合評価はプラスで維持してますが、今後も保有したら良いのかです。



 


回答:困惑するご質問ですが、答えはいたってシンプルです

ご質問いただきましてありがとうございます。「このファンド、どうでしょうか?」というご質問が一番困惑するのですが・笑、ファンドの良し悪し、あるいは保有し続けるべきファンドかどうかは、実にシンプルに回答できます。以下、ご覧下さい。

ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)



投資先を絞り込む意味がない投資信託です

ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)は、運用報告書によると、「先進国の中で金利水準や信用力の高いオーストラリア、シンガポール、イギリスの3か国」に集中投資しています。という事は、これら3か国への投資で高いリターンを狙っているととらえることができます。

しかしながら、結果はどうでしょうか? 先進国債券に広く分散投資を行う、SMTグローバル債券インデックス・オープンに比較すると、下記のように3年間で半分のリターンしかあげられていないほどのボロ負け状態です。こういう投資に、意味があるのでしょうか?

3か国を狙った「スリーポイントシュートが全く入っていない」投資信託であり、まったく使えないファンドだなとしか思えません。

ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)と、先進国債券に分散投資するファンドとの運用成績比較


しかも上記のグラフ、ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)は一切分配金を出さないで、全て再投資して税金も取られていないと仮定した、有利な設定での比較です。

そんな比較でここまでボロ負けするような投資信託に、価値が有るとは思えません。



そもそも投資信託のコストが高すぎて、買うに値しない

もう1点、重要なポイントを指摘しておきましょう。世の中に4000本とか5000本有るといわれている投資信託を選ぶときの、最重要項目が、コストです。上記のグラフで比較した、2つのファンドのコストについても、比較してみましょう。

ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント) SMTグローバル債券インデックス・オープン
購入時の手数料(※) 2.16% なし
保有時の手数料(信託報酬・税込) 1.188% 0.54%

(※SBI証券など、一部のネット証券では手数料無料)


金融機関によりますが、ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)を選ぶと、初年度で3.3%近くもコストで吸い取られるわけで、これでは市場の平均値を狙う投資信託、SMTグローバル債券インデックス・オープンに勝てる訳がありません。

投資信託はコストが高ければ高いほど、リターンを蝕みます。決して、高コストファンドを買ってはなりません。目途として、購入時のコストは必ずゼロで、そして信託報酬は1%未満のものを選ぶようにしましょう。

債券に投資する場合は、そもそも期待されるリターンが低いので、とりわけコストは重要です。年に1%以上も取られていたら、話しになりません。SMTの0.54%でさえ、高いと感じるほどです。

なお、高いコストを取っておきながら、市場の平均値を下回る運用成績しか残せないファンドの事を、管理人は「ボッタクリ投資信託」と読んでいます。ニッセイ高金利国債券ファンド(スリーポイント)はまさに、ボッタクリ投信の資格があると言えます。


※上記以外にも色々と指摘する点は多々ありますが、簡単に書くと、以上の通りになります。



 


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