酷い投資信託の代表、日本株アルファカルテットの解約について

日本株アルファカルテットを、解約すべきでしょうか?

●投稿者:tamadaさま(年代不明・女性)2016年2月

お世話になります。どこへ相談したら良いのかわからず、困っていたところ、こちらを見つけました。いきなりの質問というか相談にちかいですが、日本株アルファカルテットを8300円くらいで買ったのを、2016.2.5現在の4500円になってしまいました。即売ったほうがよいでしょうか?

5800円くらいまでまた戻るまで待ってから売っても大丈夫でしょうか?というか5800円くらいまでもどるでしょうか?(それくらいだと、株のもうけ分や、分配金とのプラスマイナスゼロで、かろうじて損せずにすむという額なのですが、、、)

それともそんな悠長なこと言ってないで今すぐ売った方が良いですか?お忙しいでしょうが、何とか返信 宜しくお願いします。



 


回答:今すぐ解約して、知識をつけてから投資を再開して下さい

金融機関にとって、多くの個人投資家は、「いい餌」である

ご質問、ありがとうございました。管理人の入院のため、回答が大幅に遅れまして、まことに申し訳ございません。本ページの通り、回答いたします。少々厳しい内容ですが、ここでキチンと学ばないと、金融の世界では素人は一生、金融機関のいい餌になるだけです。

餌に食い付く個人投資家の群れ


投資の世界では、相談する相手を間違えると何度も、ボッタクリ商品を押し付けられてしまいますので(投資信託がダメなら貯蓄性の高い保険で、とか)、今回の件を勉強代と捉えて頂き、しっかりとした投資の勉強をすべきかと考えます。

自分の財産を投げ出すわけです。事前に、1冊でも投資信託の書籍などを読んで勉強されましたか? 買うファンドの中身が理解できるのか、詳細を確認しましたか? 投資の世界では、知識のない人ほど美味しいカモはいないとみなされます。

さて詳細は後述しますが、結論を述べますと「さっさと損切して、日本株アルファ・カルテットと縁を切りましょう」です。そもそも明らかに詐欺的な高コスト商品を買うこと自体にまったく意味が無く、意味の無いものを保有すること自体、解約の条件を満たします。

損失を取り戻したいという甘い考えは、負ける投資家の完ぺきな特徴であり、これによってさらに、金融機関側の営業マンに付け入るスキを与えてしまい、カモ投資家から卒業する事はできなくなります。

⇒参考:投資信託のおすすめの本ベストセレクト



基準価額が戻ると、淡い期待を抱かない方が良い

Tamada様の一番気になる点は、今後基準価額が回復して5800円まで戻るのかという点でしょう。結論を述べると、毎月分配型投資信託の仕組みを考慮すると、基準価額が戻る事は無いと考えた方が良いでしょう。

仮に1年間で基準価額が4500円から5800円に戻るために、日本全体の株式市場がどの程度上がる必要があるのか考えてみましょう。あ、その前に、日本株アルファカルテットの口コミ解説ページは必ず見て頂いて、このファンドの問題点を確認しておいて下さい。

日本株アルファカルテットの解約


現在、月に200円の分配金を出し続けています。過剰分配の影響で、1年間に2400円の下落圧力が必ずかかります。さらに基準価額を5800円まで上げるためには1300円の利益(5800円-4500円)が必要になります。

つまり1年間に合計3700円程度の利益が必要になる計算です。4500円の基準価額を取り崩しながら、かつ超絶に高いコストを支払っている現状を考えると、3700円という、資産の2倍近くの利益を確保するなんてことができるのか?

イメージとしては、日本の株価が、今から2倍になる必要があるくらいのレベルだと思います。(超ざっくりですが、それくらい無理だという事だと理解してください)

その上、市場が好転して基準価額が上がり始めると、金融機関側は再度喜んで、過剰分配の金額を増額して再び、基準価額の下落が再開する事になるかと推測されます。

という事は、基準価額が元に戻るなんてのは、タイムトラベルでも実現しない限りほとんど無理です。解約する以外の選択肢は、無いと思います。

なお分配金ついても、現状の200円の分配金のうち、相当程度は自分の元本を取り崩しているだけだと思われますので、金融機関から送られてくる書類に目を通して、元本払戻金(特別分配金)と普通分配金の状況などをチェックしてみてください。



分配金目的の投資をするならば

もしも分配金を定期的に受け取るタイプの投資を志向するならば、決して毎月分配型投資信託になど手を出してはいけません。

元本払戻金が存在するなど言語道断であり、これって現金が信託報酬分、絶対確実に目減りするのですから、今話題のマイナス金利みたいなもんです

カモにならないための分配金のもらい方のページより 、分配型の「ETF」で一生、分配金を得る方法 を読んで頂いて、超低コストで余計なものが一切無い、上場投資信託(ETF)を購入すると良いでしょう。

もちろん、証券会社はネット証券が必須です。営業マンが付く証券会社を相手にしているとロクなもん買わされませんから、一生資産形成とは無縁になります。(ちなみに上記のETFなど、金融機関はちっとも儲からないので、決して相手から教えられることは無いでしょう)

カモ投資家に戻らないためにも、しっかりと知識をつけましょう

最後に注意喚起としては、世の中の金融関係者(FPも含める)の発言内容には、常に疑問に思い、「本当か?」と疑いの目で見るべきです。

彼らは金融商品を販売する事で、販売手数料や、毎年継続的な収入になる信託報酬を手にする事が出来るのですから、甘い言葉を繰り返して情報発信する傾向が非常に強いです。

基準価額が下がっているので、将来の値上がりも期待できます」などという、タコ足分配を平気で出す毎月分配型投資信託においては、まず無理でしょうねと言うような事も平気で言ってきますから、話しになりません。

⇒参考:「基準価額が安い方がたくさん口数を買えてお得!」は本当か?


さらに、相場の先行きを誰にも予測する事は不可能であって、安心させるような言葉を発信する人にも注意した方が良いですね。

誰にでも簡単に、ペーパー資産を活用して投資の世界に参入できます。ですが最後は自己責任になる厳しい世界である事を認識して頂き、「誰でも儲かる可能性の高いオイシイ話し」には決して飛びつかない事です


 


投資信託や分配金、利回り、証券会社などについてのご意見、口コミの投稿

みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方