SBI証券の投資信託定期売却サービスのを使った、具体的な売却金額の決定方法

SBI定期売却サービスの売却の目安ははどのように決めるの?

●投稿者:HSさま(30代・男性)2016年5月

SBIの定期売却サービスについてお聞きしたいと思います。 毎月分配のサイトで拝見させていただいて「利回りの範囲で設定すると、取り崩しにならずにずっと分配金を得られる」と聞きました。

ここで一つ気になったのですが、トータルリターンはどこを参考に定期売却範囲を決めればいいでしょうか?

1ヶ月から1~5年まで範囲が広く、更に設定来利回りまであり戸惑いを感じます。過剰分配にならないようにノーロードの低コスト投信を活用していきたいので、どうぞ下らない質問かもしれませんが、宜しくお願い致します。



 

回答:モーニングスターのインベスターリターンを見るべし

平野様、ご質問ありがとうございます。SBI証券の定期売却サービスを利用した無理のない範囲での分配金受け取りについて、詳しく解説しますね。

ここでは仮に、ほとんど分配金を出さない国内REITのSMT J-REITインデックスオープンを利用したとして説明します。(下記のような値動きです)




まずはモーニングスターを使って、トータルリターンを見てみましょう。平野様がご指摘のように、1年のトータルリターンから、3年(年率)、5年(年率)など、複数のリターンが提示されています。

リターンに関していうと、可能なかぎり長期のトータルリターン(年率)を利用する事が必須です。ただし下記のように5年(年率)を見ると、16.74%と大変大きな数値になっています。これは2009年頃の暴落の影響が、反映されていないからです。




実際に年度別のリターンを見ると、下記のように大きくプラスの時期があれば、マイナスの時期もあります。下記の数値を見ると、16%もの分配金になるように売却すると、問題がありそうな事は一目で分かるでしょう。




結論を述べると、インベスターリターンのところから、設定来のトータルリターン(年率)の数値を参考にしましょう。この数値も、モーニングスターのウェブサイトから確認する事ができます。

設定来からの数値を見ると、2009年度の大暴落の影響も含めた年率が算出されており、利回り5.74%の数字が出ています。

キャピタルゲイン含めて考えると、このくらいの数字で成長しているという事です。この範囲内で定期売却すると、無理なく分配金を受け取るのと同じことになりますね。




ただし、設立されたばかりの投資信託の設定来トータルリターン(年率)を見ても、正しい数値が出ない可能性が高いです(相場がものすごい好調だと、恐ろしく高い数値になる)。

ですから、目的とするベンチマークに連動するインデックスファンドの中から、もっとも運用年数が長いファンドの、設定来のトータルリターン(年率)を参考にしましょう。

その上でJリートに投資するインデックスファンドだったら、今回のように運用が長いSMTインデックスファンドを参考にしながら、実際はもっともコストの安い たわらノーロード 国内リートを利用するなどすれば良いでしょう。

なお、定期売却サービスを使わなくても、投資先の資産クラスによっては定期分配してくれるETF(上場投資信託)を使う手があります。この場合、本ページで説明しているようなちょっと面倒なチェックを行わなくても、タコ足分配などは無いですから、安心です。



 
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