野村でフィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドを400万円

●投稿者:shiomiさま(年代不明・女性)2017年8月

以前にも質問させていただき、大変お世話になった者です。実は父が野村証券フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコースを4百万円ほど保有しておりました。運用損益という項目だけを見ると+20万円くらいになっております。今までの分配金の合計ということでしょうか?

フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドで儲ける算段


どういうファンドなのか調べているうちにこちらのサイトにたどり着き、保有している価値がない、ということが分かりました。売却して他のファンドに乗り換えるか、それとも国債を購入するかを考えております。

他のファンドといっても、堀田様が推奨されているインデックスファンドで積立投信ということですと野村証券ではあまり良い商品がないようですが、アドバイスをいただけましたら、ありがたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。


 

回答:安定的で、そこそこ儲かるような気がするものを勧めるのがベター

高齢者を納得させるのは難しい・・・だからこそ野村證券がカモにしたがる


ご質問、ありがとうございます。野村證券は、高齢者に特定の投資信託を数百万単位で買わせまくる悪辣な商売ばかりをしており、本当に質の悪い企業ですね。(私の母にもソニーの株をかなり買ってました・笑)

野村證券に騙される高齢者


ただ、買う側の高齢者にもそれ相応の問題があって、いくら酷い投資信託の問題点を指摘しても、老人は全く価値観の異なる世界に生きており、それを売り払うことができるかどうか、かなり難しいと思います。

例えば私の母は、私がお金に関しては相当の切れ者(と自分で言う・笑)であるにも関わらず、私の意見よりも野村證券の営業マンを信用するという大馬鹿者です。超絶塩漬け状態になったソニーの株を、私と妻が何とか説得して、ようやく半分だけ売却させることに成功しましたが、残り半分はどうしても売りません。

なぜ売らないのか理由を尋ねても、意味不明な回答しか返ってきません。結局は、善人の面を被った強欲者であり、その割には全く投資の勉強をしないたわけ者であるという事になりましょう。

私の母の事例が全ての高齢者に当てはまるかどうかは分からないものの、恐らく多くの人が、同じような感じなのではないでしょうか。ですので、shiomiさまのお父様を説得しても、「余計なお世話だ!」と怒り出す可能性もあります。

肝心なのは、一体何の目的でフィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコースのようなクズファンドを保有しているのかなのですが、目的自体が有るようで無いですし、ただひたすら「儲かってほしい」というだけですから、話しが通じないのです。

今更投資の勉強をしろといっても、クズファンドを売却する以上に聞く耳を持たないでしょうから、本当にこういうケースは難しいですね。あ、プラス20万円出ているという数字は、分配金と含み益の合計の筈です。


ドンピシャなものは無いが、代替えになりそうなものはある


もしもお父様が、「暮らしに張り合いを出すために投資をしているのだ」、とか言い出して、なおかつ「ある程度安定的で、一定の儲けも期待できるものが良い」、というような事を言うのであれば、債券主体で、一部に株式を組み入れたバランスファンドをお勧めしても良いと思います。

例えば、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ)などは、安全資産とリスク資産のバランスがちょうど良い塩梅であり、欲の皮が突っ張った人に最適だなと・笑、最近はいつもそのように見ている投資信託です。フィデリティの投資信託と、直近の運用成績を比べてみましょう。

フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドAコースと、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ)のリターン比較


資産配分がそれぞれ異なる投資信託どうしの比較なので、絶対的なものではありませんが、5年でも10年単位で見ても、代替えとしてはほぼ満足できるものではないかなと思います。(三井住友は為替ヘッジ無しですが、海外への投資比率が20%しかないので、ヘッジは不要と考えています。)

もしもこの投資信託で分配金も毎月確保したいという希望がある場合は、SBI証券だけがやっている投資信託定期売却サービスを使うと、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ)を、自作で、タコ足分配でない毎月分配型投資信託にすることが可能です。

リターンが似たようなものならば、別に切り替えなくてもいいでしょ」と思われるかもしれませんが、上記の数字は、フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンドが分配金をすべて再投資したと仮定しての、あり得ない有利な数字です。

実際はフィデリティのファンドは猛烈なタコ足分配をしており、ご自身の投資元本を取り崩しています。現金を人に預けて、コストをむしり取られた後に自分の金を返してもらっているだけという、極めて馬鹿馬鹿しい事になっていますから、全く利用価値がありません。即刻、切り替えを図りたいところです。

(説明しても分からない人は、「そうであっても、損益がプラスになっているから良いではないか」と言い張ります。その場合は、諦めるしかない事もあり得ます。こういう人に限って、暴落して大損しても、「そのうち元に戻るはずだ」と言い張ります。私の母親のように・笑。)

現役世代で、これから将来に向けて資産形成を目指す人ならば、インデックス投資信託の積み立て投資をお勧めしたいところですが、退職してしまった後に積み立て投資というのも、到底やる気の出ない話しになると思いますので、そこは無理に勧めないほうが良いのではないかなと思います。


国債を購入するなら、今ならば定期預金のほうがはるかに良い


最後に、「国債を購入するか考えている」とのお話です。個人向け国債の事でしょうか。しかしながら5年物も10年物も、利率が0.05%という信じられないような低い数字であり、もはや数字のお遊びレベルであって、国債を買っても全くお金が増えません。

無リスクの資産に切り替えるのであれば、高金利の定期預金を探すほうが比較にならないほどメリットがあります。その場合は、姉妹サイトをご覧いただいて、少しでも金利の高い銀行に預け入れるようにしたほうが良いでしょう。

定期預金の鬼(姉妹サイトへ)


 
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