入金された分配金を手動で再投資して口数を増やすという間違いを正します

入金された分配金を再投資して、口数を増やすのはどう?

分配金が入金されて、それを再投資して口数を増やせば、口数が増えて良いのではないでしょうか? (分配金使って、わざわざ手動で再投資するケースを想定しています)

 

回答・ぜんぜん良くありません

世の中には、口座に入金された分配金を生活に使うのではなくて、わざわざ手動で再投資する人もいるのですから、驚愕してしまいます。

これは、最もやってはいけない行動です!


運用益が好調で、基準価格が上昇している場合を想定して簡単に回答しましょう。毎月分配金タイプの投資信託のデメリットは、大きく下記の2つです。

 ・普通分配金(利益)には、20%の税金がかかる
 ・購入する際に大きな手数料(3%など)が必要になる



そうすると、分配金を再投資した場合どうなるか、少し考えてみましょう。仮に分配金が1万円だったと仮定します。単純に利回りが5%と想定します。購入手数料は3%と設定します。

分配金から20%の税金を支払う必要があるので2000円失い、残った投資資金は8000円になります。 さらに、2割減少した分配金から購入手数料の3%が消えてなくなるとして、240円支払います。(8000×3%)

よって、再投資される実際の投資資金は最終的に7760円になります。つまり、約2割弱(損失は約22.4%)も減少した投資資金を、再投資する事になります。

これは、短期的に考えてもかなり大きな損失だと思います。このような視点から考えると、もしも再投資する事が目的であるならば、無分配タイプで自動的に再投資されるタイプの投資信託を選ぶべきです。

そうすると、上記の損失がまったく発生せず、1万円まるまる再投資される訳ですからね。なお、参考に下記条件での長期3年間のシミュレーション結果をご覧ください  

 ・条件:初期投資資金 200万円
 ・年間運用利回り:6.2%(毎月の分配金は、運用利益分を放出)
 ・購入手数料:3%








3年後を見ると、再投資タイプの投資信託では約240万円、分配金型投資信託で再投資した場合は約230万円、まったく同成績の運用信託の場合は、10万円近い差が出てきます

ですが、どうしても定期的に分配金が欲しいのだけど、余った分は再投資したいという要望もあるでしょう。そのような場合は毎月必要な分だけ分配金を出すように、調整できるタイプが良いと思います。

しかしながら既存の毎月分配金タイプの投資信託は過剰な分配金を出しますし、投資家側での調整が難しいでしょうから、SBI証券の定期売却サービスを利用しながら、無分配タイプの良質なインデックスファンドなどを利用する事をお勧め致します。

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