DCリサーチ・グロースファンド

(2018年5月時点)

成長株に投資してTOPIXよりも高いリターンを出す使命があるものの、平凡なインデックスファンドに長期的に負けているような酷い運用成績であり、コストが高いのを正当化できていない。確定拠出年金ではとにかくアクティブファンドは遠ざけて、インデックスファンドを選ぶ方が良いだろう。

DCリサーチ・グロースファンド


  • インデックスファンドを下回る成績で、投資価値は無い
  • コストがかなり高く、これを一生涯積み立てるのは金の無駄


 


アクティブ運用の投資信託は、インデックスファンドと比較して実力をチェック


DCリサーチ・グロースファンドは、国内株式を対象とする確定拠出年金専用のアクティブ型投資信託です。ベンチマークのTOPIX(配当込み)を上回る成果を目指す投資信託なので、まず第一に運用成績をチェックすべきです。

確定拠出年金ですから、10年、20年を見据えた長期のパフォーマンスがとても重要です。今回は、同じベンチマークに連動するインデックスファンドの中から、特に運用歴の長い国内株式指数ファンド(TOPIX)と成績を比べてみます。

DCリサーチ・グロースファンドとインデックスファンドとのリターン比較


直近3年のパフォーマンスを比べてみると、インデックスファンドに2%強も負けています。このチャートを見た時点で、アクティブ運用のDCリサーチ・グロースファンドには、投資価値がないと判断すべきです。

ちなみにインデックスファンドに比べて、DCリサーチ・グロースファンドの信託報酬は、大変高額です。そのため、長期の運用になればなるほど、成績面で不利になります。(DCリサーチ・グロースファンドの信託報酬1.37%に対して、一般的なインデックスファンドは0.1%台です。)

5年の運用成績も比べてみました。こちらは年率リターンでの比較となります。DCリサーチ・グロースファンドはインデックスファンドに比べて、3年の運用時点では年率リターンで0.64%負けていましたが、5年経過するとさらに負け越して、0.96%まで拡大しています。

信託報酬が高くて成績が平凡なアクティブ型投資信託を長期で保有すれば、より損するという事でしょうか。

皆さん、アクティブファンドを検討する時は、必ずインデックスファンドと比較してみてください。これをやる事で、すぐにアクティブファンドの実力が判断できますので。



顕著にリターンが優れたアクティファンドならば、多少投資しても良い


仮にどうしてもアクティブ運用の投資信託に積み立てを行いたいと思うならば、DCリサーチ・グロースファンドのような平凡な運用成績ではなくて、例えば個人投資家に人気のひふみ投信のように、顕著にリターンが高いものを選ぶようにすると良いでしょう。下記、運用成績をご覧ください。

アクティブファンドの選び方


直近3年のパフォーマンスを比べると、+50%も成績に違いがあります。仮に1000万円の資金で運用していた場合、DCリサーチ・グロースファンドに比べて、さらに500万円の利益が得られたはずですから、この差はとても大きいです。

仮に5年の運用であれば、年率リターンで10%以上の差が出ていますので、まともなアクティブ型投資信託を事前に見つけられて保有できれば、本当に資産は増えます。

ただし、長期で運用成績の良いアクティブ型投資信託を探し出すことは、かなり困難です。なぜなら、ひふみ投信の設立当初にここまでの運用成績になるなど、普通は想像できませんからね。

さらに、過去の運用成績は今後の成績を保証するものでもありません。ひふみ投信も、このところ同一セクター(小型グロース株)の平均的なパフォーマンスよりも劣る状況ですので、長期で良好なパフォーマンスを出し続けるのは、本当に難しいのです。

であるならば、無難にインデックスファンドを保有して確実に市場平均を取りにいくほうが長い目で見て良いと思いますし、アクティブ運用の投資信託を選ぶ場合は本ページでチェックしたやり方で実力を見て頂いて、その力に陰りが出てきたなと思ったら、スイッチングして機動的に資金を引き揚げたりするような事も必要になって来るでしょう。

そして、アクティブ運用の投資信託に投資するにしても、投資資金のごく一部を振り向ける程度で十分だと思いますので、とにかく変な欲をかかずに、長期投資に徹する事が大事です。

(確定拠出年金口座の場合は、ひふみ投信ではなくて、ひふみ年金というファンド名になりますので、その点はご注意ください。)



DCリサーチ・グロースファンドの概要やコスト情報


購入手数料:なし(確定拠出年金口座は管理運営コストが別途かかります)
信託報酬年率1.37%(税抜き)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(1月10日)
償還日:無期限(2002年1月31日設定)
運用:三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社


 


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