世界優先証券ファンドの評判はどうなの?:初心者向け解説



投資不適格債券が4割も占めるところに資金をブチ込むコンセプト。難解な言葉で個人投資家を惑わせる商品の典型と言える。リーマンショックなぞ起こると半値以下に落ち込む恐怖の一品だが、信託期間が3年半程度なので確実に損失を取り戻す事が出来ない。こんなのは投資ではない。
(2015年2月時点)

●名称を微妙に変えて、再販を繰り返している金融商品。要注意!



 


リスクを認識している投資家以外、手出し無用の投資信託

世界優先証券ファンドは、先進国の金融機関等が発行する優先証券に投資、債券からの利金を収益源としています。

 世界優先証券ファンド(ゆうせん君)
 (201502とありますが、2か月おき程度に再販を繰り返しています)


優先証券とはは何か?ついては、下記コンテンツを参考になさって下さい。簡単に言うと、債券とは名ばかりの、株式並のハイリスク商品だという事です。

⇒用語集:優先証券とは?


ヘッジがありますから為替変動の影響を無視する事が可能ですが、ヘッジコストが必要な点は認識しましょう。販売資料などを見ると優先証券は、「株式」と「債券」の性格を併せ持った証券と説明がありますが、基本的に株式と思った方が良いと管理人は感じています。

株式並の価格変動がありますから、下記のように、債券系とは比較にならない変動をすると認識して頂いてよいかと。

世界優先証券ファンド(ゆうせん君)と、そのほかの資産クラスとの騰落率の比較


過去、リーマンショック時には優先証券の価格は、半値以下に落ち込んでいます。信託期間が3年半と短いですから、もしも暴落にでも遭遇すると、損失を取り戻す期間が十分ではないく、損したまま終わる可能性が高いです。かなり、博打風味になります。

投資先の最終利回りはへッジ有で5.35%と、魅力的に映ると思いますが、債券価格の暴落が有った場合は、トンデモナイ金額のキャピタルロスが発生します。

ポートフォリオ構成を見ても、震える内容です。4割程度が、クズ債券であるハイ・イールド債券(投資不適格債券)の格付であるBB格付以下。残りは、ほぼBBB格付(ギリギリ投資適格債と言う事)です。

世界優先証券ファンド(ゆうせん君)の格付け別、通貨別、国別、業種別投資内訳


そもそも販売期間が、2か月間しか存在しない点で、怪しさ満載です。

基本的に、このような投資対象は、プロが見極めて危険と感じたら瞬時で全売却するような判断力が必要です。呑気にお茶の間でテレビなぞ見ている個人投資家が、決して手を出すべきではない金融商品と言えます。

そもそも超コスト体質な商品です。購入した1年目に5%近い手数料を支払うって、投資と言えるんでしょうか? これぐらいの事が分からないのであれば、そもそも投資なんぞやってはならないと思います。



世界優先証券ファンドの概要

購入手数料:上限3.24%(税込み)
信託報酬:年率1.6524%(税込み)(運用管理費用込)
信託財産留保額:なし

分配金の取扱:半年決算(年2回:2・8月の15日)
償還日:平成30年8月15日(設定日 平成27年2月20日)
 ※参考:SMBC世界優先証券ファンド201502の場合を記載、信託期間は約3年半
運用:大和住銀投信投資顧問株式会社



世界優先証券ファンドの購入先

世界優先証券は、下記の金融機関で購入が可能です。三井住友銀行で販売するものに関しては、「SMBC世界優先証券ファンド」というネーミングです。

それ以外は「大和住銀-世界優先証券ファンド(愛称:ゆうせん君)」となります。ゆうせん君には、為替ヘッジ付きと為替ヘッジ無しの2タイプが有ります。

手数料2.16% SBI証券楽天証券
手数料3.24%:西京銀行、三重銀行、常陽銀行、静銀ティーエム証券、十八銀行、広島信用金庫、中京銀行、百五証券株、三木証券、リテラ・クレア証券、関西アーバン銀行、清水銀行、鳥取銀行、イオン銀行、みなと銀行、寿証券、三木証券、中銀証券、百五銀行


【関連記事(Q&Aコーナーより)】
 ⇒三井住友銀行で販売の世界優先証券ファンドに憤慨


 

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