ステート・ストリートUSボンド・オープン:初心者向け解説



毎月分配型の投資信託にしては良心的なファンド。コストも安くノーロードで購入できる上に、過剰分配の形跡が見当たらない。分配金利回りが低い為に人気が無く純資産総額が1億円程度しかない。気になる点は米国に一点集中投資している点とベンチマークに対して大きな乖離。

(2015年1月時点)

●投資家にメリットのある金融商品は人気が低いという実例にもなる



 


ステート・ストリートUSボンド・オープンはそんなに悪くはない

※2014/1~2015/1の成績を元に算出

・運用(価格の上昇含む)利回り4%に対して、現時点までの分配金利回りは3%
・安定収益源であるインカムゲインで分配金が 確保できている
・運用益の積立金も増えており、今のところ怪しい所は見当たらない


ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)


ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)は、主に、信用度の高い投資適格社債に投資をする事で、安定した収入を得る運用を目指す投資信託です。

さて、本投資信託はインデックス型の運用を目指しています。ベンチマークはバークレイズ米国社債(1-10年)インデックス(円ヘッジベース)ですね。

しかしながら、ベンチマークとの乖離を見てみると、かなり大きな乖離が生じています。インデックス型としては許容できない乖離量かと。マザーファンドである投資先の投資証券は、ベンチマークに非常によく連動しており、本ファンドの乖離が非常に大きい事が不思議です。

(設定来では5%もベンチマークとかい離している実態があります)

ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)の基準価額とベンチマークとの差異


2014年11月28日時点の純資産総額は1.5億円と、まともそうな部類に入る投資信託は、相変わらず人気が無いですね。こんなに少ないと、繰り上げ償還されて運用が中止されるリスクを十分考えなくてはなりません。

さて分配金の利回りは、現状3%程度です。分配金の内訳を調べてみると安定収益源でカバーできていて、非常に良いかと思います。損益の内容を確認しても、分配準備積立金は増加傾向ですし、繰り越し損益金も長期的には減っている傾向のため悪くありません。(次ページでも解説します)

ノーロードでも購入できますから、総合的に考えて毎月分配型にしては悪くないのですが、投資の観点から米国への一点集中が気になります。分散という意味で、米国を含む先進国全体の投資可能なヘッジ有のインデックスファンドと比較してみましょう。

ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)とSMTグローバル債券インデックスとの比較


両方とも為替ヘッジありの商品なのですが、直近1年間を見てみると、先進国の債券全体に投資する商品のほうが運用成績が断然上なのが分かります。

なお、上記で比較した SMTグローバル債券インデックス(為替ヘッジあり)は、主要なネット証券で購入可能です。コストもステート・ストリートUSボンドオープン(為替ヘッジあり)よりも低く抑えられますので、投資家にとって有利です。

分配金のようにお金を取り崩したければ、SBI証券の投資信託定期売却サービスを活用すると、もはや数多く存在するボッタクリ高コスト毎月分配型投資信託に投資する大デメリットが無くなりますので、おススメですね



ステート・ストリートUSボンドオープン(為替ヘッジあり)の概要

購入手数料:上限2.16%(税込み)
信託報酬:年率0.6912%(税込み)(運用管理費用込)
信託財産留保額:0.3%

分配金の取扱:年12回
資産構成
   ステート・ストリート米国社債インデックス・マザーファンド : 98.1%
   コール・ローン等 : 1.9%

償還日:無期限(設定日 平成23年2月10日)
運用:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ



ステート・ストリートUSボンドオープンの購入先

ステート・ストリートUSボンドオープン(為替ヘッジあり)で分配金を得たい場合、下記の証券会社で購入が可能です。その他の証券会社では、最高2.16%の購入手数料がかかります。

手数料無料SBI証券楽天証券マネックス証券


 続き:ステート・ストリートUSボンドオープンの続き
       (やや上級者向けとなります


 

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