投資信託と外貨建て終身保険の合わせ技で後悔した時の対応

●投稿者:みじゅさん(年代不明・女性)2015年4月

2014年9月後半に、銀行で資産運用の一つに勧められていた、毎月分配型の投資信託を三つ購入しました。

購入前に、テルママ式のブログを見て、投資を始めるきっかけとなったものの、自身が投資素人な上、不勉強だったのもあり、投資の事をあまり理解せずに始めてしまい、当サイトを拝見し、深く反省。猛烈に後悔しています。

購入したのは、近畿大阪銀行(りそな銀行系列)で、

フイデリティ・usハイイールド(二ーサ枠):100万円
ダイワ高格付カナダドル債 :100万円
アムンディりそな米国ハイイールド(豪ドル建て):50万円



です。 現在、①以外は、特別分配が続いており、基準価額も購入時より下がり、個別元本も下がる一方で、評価額も投資額よりかなり目減りして、運用損益もマイナスです。

購入時の基準価額は、元は、①5371円 ②7004円 ③8273円 です。

また、テルママ式で、分配金を保険の払込にあてるつもりで、豪ドルと米ドルのリタイヤメントも年払い契約してしまいました。月額4万強ほど。

今となっては、浅はかだったと思うところです。長期での運用を考えていましたが、
早めに損切りして売却すべきですか?切りかえて、積立型にすべきですか?

 

回答:取るべき行動は実に簡単、淡々と実行するのみです

みじゅさん、ご質問有難うございます。今回は、大変なことになってしまいましたね。本当にお気の毒だと思います。でもでも、大丈夫です。以下、お読み下さいませ。



まず基本認識、間違ったポイントは3つ

みじゅさんは激しく後悔されているとの事ですから、基本的に、非常に大きく成長なさる大きなチャンスが到来しているのだと、管理人は解釈します

後悔は、ミスを認識出来る人がするもので、ミスをミスと認めない人は、後悔もしないし、成長もしません。今回の間違えたポイントは3つありますね。


①銀行の窓口で資産運用の相談をしてしまった

例えば飲食店で、店員に相談してお料理を注文したとします。この時にお金を支払ってサービスを受けるわけですが、食事したからと言って、損したわけではありませんよね。雑貨屋さんで可愛い雑貨を買った時も、同じです。雑貨を購入する事で、大きな損失を蒙る事はほぼほぼありません。

ですが、銀行で買うものはどうでしょうか? 銀行員の腰の低さは認めますが、ここで売られているものをうっかり購入すると、大きな損失につながりかねないものばかりです。

消費者にとって金銭的に大きな損失につながりかねないものを多数、売っているので、販売は徹底的に慎重にすべきなのに、実態はランキングを作って、今売れているからという理由で、何も知らない人が買いやすいものを売りつけているだけなのです。

雑貨と違って、投資信託ほどマトモなものと悪いものが、ハッキリと区別できるものは、本来あまり無いと思います。

という事は、「こんな投信、ロクなもんでもない」という事は、金融機関の人たちも、気が付いているはずです。(気が付いてないで売っているとしたら、無知の極みでそれも問題)

要は、売ろうと思えば知識の無い人には簡単に売りつけられるような、情報の格差のある立場の銀行員は、売れば売るほど儲かるという事で、このような立場の人に、絶対に相談してはいけません。

「じゃあ親に相談する」と考える人もいますが、親は投資の知識が無いケースがほとんどでしょう。相談する人を間違えると、そのあとが全て間違ったものになりますので、十分に注意してくださいね!

⇒参考コンテンツ:投資信託おすすめの本・ベストセレクト10冊 (管理人別サイト)
⇒参考コンテンツ:インデックス投資の始め方・7つのステップ(管理人別サイト)


②毎月分配型投資信託を買ってしまった

これはみじゅさんからのメールを拝見して、非常にむかーっときました。購入したうち2つが特別分配なんて、本当に酷いです。完全に、マイナス金利の定期預金をしているのと同じですからね

今のように市況が全世界的に絶好調の時にあっても特別分配ばかりなのであれば、もうこれは将来的に何の改善もされないレベルだと思います。ただまあ、おそらく世の中で販売されている毎月分配型投資信託なんて、すべて同じようなものだと考えています。

そもそも、特別分配金(元本払戻金)なんぞが横行している商品が、マトモな金融商品であるとは、到底思えません


③テルママ式をやってしまった

これは当サイトの別ページで、酷い内容だなあと紹介していますで、ご覧頂いたと思います。世の中、こんな事が上手くいくのならば、あのような主婦がやらなくても、全世界の人が皆同じ事をやります。自分一人だけが知っている、というような投資方法は、賢い人がたくさんいるようなこの世の中には、皆無だと思ってくださいね。

女性の口コミの力は非常に強力だなあと思いますが、口コミする人がマトモな知識の持ち主とは限りません。親に資産運用の相談を持ち掛けてもダメなのと同じように、変なブログを真に受けてしまっても、間違いのもとになります。



損切りという簡単な行動で、その後の人生が変わる

失敗したな!と思っとき、次に取る行動で、その後の人生は大きく違った道となると思います。大半の人は、目をつぶって、無かったことにしてそのまま放置します。

株式投資をする人ならば、損したまま何年何十年も「塩漬け」する事になります。しかしこれでは、負けたお金が負けたまま固定されて、増える可能性が著しく低くなります。

それに対して、直ちに損切り出来る人が違います。一時的に損失が確定するのは「苦痛」で、これは人間の本能だから止むを得ませんが、苦痛なんて一時的なものです。

例えば損切りして、一時的に250万円の投資資金が200万円に減ったとします。ここから長期分散投資という投資の王道に軌道変更して、結果的に年利4%程度になる投資信託に乗り換えたとします。

すると、20年後には複利効果で、438万円にも増えます。これが、損切りできずに塩漬けする人との違いです。

200万円を4%で20年間運用した時の複利効果


ちなみに、外貨建て終身保険のようなものに積み立てている月4万円を上記のグラフに追加して、「積み立て投資」に回した場合のシミュレーションは、次の通りです。

総投資額1160万円になり、これが複利効果で1898万円になります。保険会社が一方的に儲かるような保険商品では、このような増加は望むことは無理でしょう。

200万円+月々4万円を4%で20年間運用した時の複利効果



とりあえずおすすめできる投資信託は、下記の通り

本来、長期分散投資をする場合には、ご自身のリスク許容度がどのくらいなのかを判断していただいて、アセットアロケーションというもの(資産配分の事)を作るべきです。

しかしながら、アセットアロケーションなどという難解な言葉を聞いただけでアレルギーが出るというのであれば、インデックス運用のバランスファンドを利用して、投資の世界を体感する事が非常に良いかと思います。

リバランスも全てファンド内で行ってくれる上に、コストも非常に安くて、当然、ノーロード(売買手数料が無料)です。 バランス型の安全型を利用するのであれば、下記資産配分の世界経済インデックスファンド(債券シフト型)が良いかと思います。

為替リスクを取る事になりますが、債券が8割近くを占める安全型のバランスファンドになります。投資する金額を抑えて、積立投資から始めるスタンスで良いかと思います。

世界経済インデックスファンド(債券シフト型)のポートフォリオ


ただし、「金融機関でもいいからとにかく誰かに相談したい要望」をがあるのであれば、証券会社を通さずに投資信託を販売している、セゾン投信を利用するのも一つの方法です。(下記)

セミナーも多数開催していますし、年に1度、投資信託の販売がどうだったのか、良い時も悪い時も運用説明会を開いてくれて、運用の実態を隠すことなく開示してくれるファンドです。

投資比率は、債券が50%となりますから、少しリスクがあるバランスファンドになるかと思います。(と言っても、今保有している3つのファンドよりよほどリスクは低い)。

どんなスタイルで投資をするにしても、最後には精神的、メンタル的なサポートが重要になる場合があります。ご自身の投資リテラシーが向上してくれば、相場変動に対する耐性が付いてきて、投資方針がぶれる事はありません。

ですが最初は、セゾン投資のような直販型、かつセミナーで運用者の話(売り込みと言う意味ではない)を直接お聞きできるようなバランスファンドに少額の資金を投入して、投資の世界に足を踏み入れる事がベストな方法かとも思います。

なお、今回おススメしたセゾン投信の運用するファンドの解説動画が有りますので、下記の2本はぜひ目を通して頂ければと思います。

セゾン投信の中野社長が語る、「セゾン投信の哲学」解説動画
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの解説動画



 

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