投資信託で高み掴みして凍死家への道を歩む形跡を確認

高値掴みをする最大の原因はこれ

初心者が株式投資や、プロが運用しているはずの投資信託で儲ける事が難しい真の理由、ご存じですか?

・選んだ投資対象が悪かった!!
・銘柄を分析する能力が無いからだ!!
・相場環境が悪いからだ!!


ま、色々な理由が聞こえてきそうですね・笑。実はペーパー資産のように、価格の推移がリアルタイムで変わる、つまり損益が簡単に分かる投資の世界では、小手先の技術よりも運用成績に甚大なる影響を与えるものがあります。

それはあなたの、お手軽に儲けたい!という卑しい心です。

     高値掴みの原因となる欲望


ぶっちゃけ、どんなに素晴らしい銘柄、投資信託を選んだとしても、あなたの心次第で簡単に大損してしまうのが、投資の世界の怖いところ。これは投資信託であっても同じです。

ここで相場の格言を1つ、お教えしましょう。初心者には心当たりがあるであろう格言です。

大衆は常に天井を買い、底値を売る

投資で利益を出す為には、「安い時に買って、高い時に売る」だけなのですが、これが非常に難しい。安すぎる時は恐怖心が強すぎて、普通の投資家レベルでは怖くて買えないです。

ですから、価格が上がりきって、恐怖心も無いような天井で、大衆が安心して買う訳ですね。そしてそれ以上買う人がいなくなると、そこから暴落するのです。アーメン。

そしてまた世の中の大衆は、実に見事に格言通りに行動しているんですよ。…ここではそんな、まさに格言通りに天井で買って「凍死家への道を歩んだ形跡が分かる投資信託」を見ながら、反面教師と致しましょう。


 

大衆が群がった時期は、まさに恐怖の天井園だった件

今回ご紹介する投資信託は、「野村日本不動産投信」です。こちらの投資信託を見ていると、本当に大衆の行動心理が見えてきます。 まずはモーニングスターの月次資金流出入額グラフを確認してみましょう。

高値掴みの資金が流入している様子


2011年、2012年の日本市場が低迷していた時期(図の緑枠)は、明らかに資金が流出し続けています。痺れを切らした大衆が、少しずつ売却していたのでしょうか?

で、2013年の3月~5月の期間(図の赤枠)で、目を疑うような勢いで多額の資金が流入しています。期間合計で600億円以上ありそうです。この時期は、毎月分配型投資信託としては超低い(本当は妥当なレベルですが)分配金の利回りです。3%程度です。

ですから、明らかに分配金の利回りとは別の理由で、大衆が鼻息荒く群がっている、という事ですね。

では、大衆が群がっている時期の株価を見てみましょう。こちらはREITの価格推移です。ちょうど下記のような赤枠の時期・・・、まさにREITの価格の天井園で、野村日本不動産投信に600億円もの資金の流入が有ったという事です! 南無~~。

投資としては高値圏にあるREIT価格


このチャートを見ただけでは恐ろしさが伝わらないので、別のチャートも見てみましょうか。

最後の買い手が到来したことを示唆するチャート


まさにバブルのように急角度で価格が上昇し始めた時期に、大量に資金が投入された訳です。 「最後の買い手(カモ投資家)である庶民が群がる時期が、相場の天井である」事を、リアルに再現している事が分かるデータかと思います。

・・・ 凍死家続出の現場を、このように見ることが出来るわけです。この投資信託を売りまくる現場も、さぞや「アベノミクスの波に乗り遅れるな」と言わんばかりの、販売促進をしたことだろうと思いますね。

今回は長期的に見るとさらにREIT価格が上昇しているので救いがありますが、そうでなかったら銀行野村證券の営業マンは、苦情受付センターと化したでしょうね。

ほんと投資は自己責任の世界ですから、幅広く勉強をしたいものです。合掌。



 




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