トリプルリターンズを買う前にチェックしたい、初心者向け口コミ

(2015/11~2016/11の成績を元に記述、2016年11月更新)

米国株式以外にも為替取引や、オプション取引のようなデリバティブ取引に手を出している複雑怪奇な投資信託。コストも非常に割高であるが、インデックス運用の投信信託に負けていて、購入する価値は全くないと言える。

ダイワ米国株ストラテジーα


  • 運用(価格の上昇含む)利回り9.7%に対して、現時点の分配金利回りは26%
  • 安定的な収益源を超える分配金を出しており、基準価額も激しく下落
  • 過去の運用益の積立もゼロになっており、タコ足分配金が加速しそうな状況


 


トリプルリターンズ、運用報告書に書いていない本質

ダイワ米国株ストラテジーα(通貨選択型)「トリプルリターンズ」ブラジルレアルコース(毎月分配型)の大きな特徴は、割安と判断される米国株式への投資しつつ、それら個別株式を利用したオプション取引と、ブラジルレアルの為替取引を行う3本柱となっています。

「オプション取引って何?」・・・内容が良く分からないのだとしたら、このような投資対象には手を出さない事です。投資は基本的にどうなるか分からない部分も結構あるので、可能な限り自分自身で理解できて、透明性の高い投資信託を選ぶべきです。




トリプルリターンズは上記のように、非常に複雑な仕組みです。人気が出ているという理由で購入するのは、投資においては間違いなく損を出しますからね。注意しましょう。

なお、本ファンドはアクティブ運用だと思われますがベンチマークが存在しません。運用成績が良いのか、悪いのか、まったく分からないですね。

にも関わらず、純資産総額は未だ1030億円の規模があります(2014年8月29日時点)。人気はいまでもありますが、2年前の比べて純資産が半分以下になっており、「こんなもんやってられない」と気づいたお客が逃避しているのかもしれません。

人気が出た理由は、分配金利回りが異常なくらい高いためでしょう。分配金の内訳を確認すると1/3程度は取り崩しながらの分配です。ただ、投資対象の価格が上昇していて、今のところ大幅な基準価額の下落を抑えている状況です。

投資信託を使って投資をする上で、投資家が唯一出来る事はコストを下げる(コストの安い投資信託を選ぶという事)事ですが、トリプルリターンズは非常に高コストな投資信託になっています。

大和証券のみでの購入で、購入手数料3.24%、毎年の経費である信託報酬は年率約2%。これだけで相当の損失を被りますね。良質なインデックス運用型で同じく米国株に投資する投資信託に運用成績で、かなり負けている事を考慮すると、まったく投資する価値が無いです。



トリプルリターンズ・ブラジルレアルコースの概要

購入手数料:上限3.24%(税込み)
信託報酬:年率2.003%(税込み)
信託財産留保額:0.5%
分配金の取扱:年12回
償還日:平成28年9月7日(設定日 平成23年9月22日)
運用:大和証券投資信託委託株式会社


初年度にコストだけで、元本の5%も失われるわけで、こんなもんを買う人の頭の中が分からないです。300万円買ったら、15万円がいきなりコストで大和証券側に取られる訳ですから。



トリプルリターンズ・ブラジルレアルコース(毎月分配型)の購入先

トリプルリターンズを購入したい場合、下記の証券会社でのみ、取り扱っています。

手数料3.24% 大和証券


 続き:ダイワ米国株ストラテジーα(通貨選択型)の評価を見てみる
       (やや上級者向けとなります。運用成績などについても))


 


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