トルコリラの為替取引、リスクなどについて

毎月分配型の投資信託の為替取引に良く利用される通貨として、「トルコリラ」があります。トルコリラを採用した場合の、証券会社が話してくれない本当のリスクについて分かり易く解説したいと思います。

為替取引について、そもそも理解が足りない!!というお方は「為替取引とは」を最初に熟読する事をお勧め致します。



トルコリラを採用する事による金利差収入をチェック

まず、トルコリラを採用する事による金利差収入(プレミアム)を確認しましょう。下記を見ると、トルコリラを採用した際の金利差収入は、脅威の11.4%。(2014年2月末時点)。

目を疑うような、大きな利回りです。高い金利に多くの庶民の心が惑わされる事は世の常ですが、しっかりとリスクも知る必要があります。


野村米国ハイ・イールド債券投信、交付目論見書より抜粋)



トルコリラを採用する事による為替変動リスクをチェック

次にトルコリラの為替変動リスクの度合いを確認しましょう。下記のグラフより 為替変動の年率リスクは20.5%。ブラジルレアルと同等のリスク・・・・

簡単に理解すると、対円で2倍の約41%以上もの最大損失が発生する可能性が十分にあるよ!!と言う事です。。




実際に、過去12年間の為替相場チャートを見てみましょう。5~6年周期ぐらいで、50~60%もの下落が発生していますね。

想定していたリスク以上の大きな下落幅です。想像を絶する為替損失だと思います。

それにしても、利回りの変動も激しいですね。右肩下がりの下落傾向なので 今の利回りを維持できると考えない方が良いでしょう。



トルコリラの為替取引の総まとめ

これまで、トルコリラの金利差収入は約11.4%。為替相場による最大下落は約60%程度(というか60%以上の損失も充分にあり得る)という事が判明しました。




という事は、5年程度トルコリラを運用し、大きな為替相場の変動による暴落が発生すると、利益が全てチャラの挙句に損失が発生。

更に、上記のチャートのように金利は下落傾向で変動が激しい。となると、想像を超えた損失を受ける可能性がかなり高いという事。

一見高い金利に見えても、金利差は必ず為替相場の変動によって相殺されます。という事は、期待されるリターンは日本円と変わらないという事です。

こんな話は金融機関は決して教えてくれません。通貨選択型投資信託を買う場合は、ぜひこの不都合な事実を、頭に入れておいてくださいね!

運任せで大暴落しない方に掛けてお金を託す行為をするのであれば、それはギャンブル。という事でありまして、管理人はこのような危険な通貨の採用はお勧めしません。


 
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