なぜ、運用期限が設定されているのか?

毎月分配型の投信を見ていると、5年程度の運用期間の投資信託が多いのですね。管理人も、なぜなんだろーなぁっと思っていました。色々と管理人なりにシミュレーションすると理解が深まりました。


 


シミュレーションして、考えてみよう

議論を簡単にするために下記のようなシチュエーションで考えてみましょう!

購入時の基準価額 : 10000円
購入手数料 : 3%
信託報酬  : 1.8%
運用利回りは常に0% ←議論を簡単化するための処置 、分配金利回りではない
毎月の分配金 200円(年間24%相当の利回り)
分配金には20%の課税処置が発生
(ただし課税対象の普通分配のみ、元本を取り崩して支払う特別分配金は非課税 )

手数料や信託報酬、分配金の量などは良く見る数字ですよね! 運用利回りが0%という数字は、運用に失敗する可能性を考えると充分にあり得る数字です。むしろマイナス運用も市場環境によっては、十分にありうる値です。



運用期限を設定する目的が、透けて見えてくる

上記投資信託であった場合のシミュレーション結果は、下記より、4年目の末で分配金として9600円手元に戻ってきて、基準価額ほぼゼロになります




手数料3%支払って、分配金は元本取り崩しのため非課税としても、かような毎月分配型投資信託を採用しただけで、下記の通り、投資期間全体を通して約7%の損失が発生しています。 毎年必要経費である信託報酬も馬鹿にならない訳ですね。




つまり、運用がしょぼいファンドを選んでしまうと、結局は7%近い損を出している事になる訳です。。

そもそも損している事自体、認識できないと思います。5年もゆっくりと分配されると。

ちなみに、この5年というのも管理人的には「なるほど」と思います。結局、高利回りを全面に出しているファンドで運用を失敗すると、元本の取り崩すスピードがちょうど4~5年という事なのですね。

ファンド運営側、きちんと分かって設定していますね(当たり前か・・・) 裏を返せば、自信がないのでしょうね。

だってそうでしょう。設立時から5年と期間を切る訳ですからね。ですから逆の意味で、運営期間を無期限にしているファンド(存在はします)はそれなりに、まともである可能性もある(かもしれません)。


⇒次:基準価額が下がることは、最大の問題点


 

みなさまにお願い当サイトが参考になりましたら、ぜひブックマークやいいねをお願い致します!
★当サイト限定企画スタート★
SBI証券



メインメニュー

投資信託と分配金に関するQ&Aコーナー

目からウロコ・当サイト人気のコラム集

分配金のもらい方