日興キャッシュリッチ・ファンド・・・極めて好成績のアクティブファンド

(2018年8月時点)

既に10年以上の運用成績があり、日本株の投資信託としては極めて優秀な成績を上げ続けている。それなのにほとんど名を知られていないのは、運用会社に売る意思がないためだろう。勿体ないことだ。だが購入時に手数料が3%もかかっていては買いにくく、せめてネット証券では手数料を無料としたほうが良いと思える。




  • 10年以上の長期に渡り、圧倒的に優秀な成績を上げている
  • 分配金も最小限度に抑えられていて、好感が持てる
  • コストについては非常に高い部類に入るので、注意しておきたい


 


参考指数のTOPIXを圧倒的に凌駕する成績の良さが最大の特徴


ボッタクリと思えるコストを要求するのにパッとしない運用成績のアクティブ運用の投資信託が、資産運用の世界に溢れかえっています。しかし、数は非常に少ないものの、素晴らしいパフォーマンスを発揮するものの存在します。 本ページで紹介する日興キャッシュリッチ・ファンドは、そんな素晴らしい投資信託です。

日興キャッシュリッチ・ファンドは、キャッシュリッチ、つまり現金を沢山保有している割安な企業に投資する戦略が成功し、見事なパフォーマンスを上げている日本株投資信託です。参考指数として設定されたTOPIXと、運用成績を比較したチャートがありますので、ご覧ください。

日興キャッシュリッチ・ファンドとTOPIXとのリターン比較


なんと、過去13年間の運用で、日興キャッシュリッチ・ファンドはTOPIXを遥かに凌駕するパフォーマンスとなっています。TOPIXのパフォーマンスには、年間におよそ2%程度となる配当金が含まれていないため、成績の比較としてはアンフェアかなとは思います。

しかし、配当を加味したとしても、日興キャッシュリッチ・ファンドの運用成績は圧倒的に良い事には変わりはありません。

ただし、グラフを見ると、投資信託の設定から3年~4年目くらいまでは、参考指数よりも明確に劣っていた事も分かります。もしかしたら、顕著な下げ相場には弱いのかもしれません。投資信託のリターンは、過去が良いからと言って常にその状態が続くわけではないことは、頭に入れておきましょう。



アクティブファンドの中でも、極めて優秀である事が分かる


日興キャッシュリッチ・ファンドは、投資信託の評価機関でもあるモーニングスター社においては、「国内中型ブレンド」に分類されます。グロース株やバリュー株などをミックスした中型株ファンド、という意味ですね。この分類の平均値よりも、非常に高い成績を出している点が、大きく評価できるところです。

この分類で日興キャッシュリッチ・ファンドと互角の戦いをしているものは三井住友・配当フォーカスオープンMASAMITSU 日本株戦略ファンドくらいしか無く、しかも5年や10年の長期の実績で言うと日興キャッシュリッチ・ファンドが唯一の選択肢になります。素晴らしいですね。

日興キャッシュリッチ・ファンドと、国内中型ブレンド株投信とのリターン比較


耳慣れない投資信託ではピンとこない人のために、別のものとも比べてみます。1つは、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンド、SMT TOPIXインデックス・オープンと、同じくTOPIXを参考指数とする、ご存知の人も多い、国内小型グロースに分類されるひふみ投信です。

日興キャッシュリッチ・ファンドとTOPIXを運用目標にするファンドとのリターン比較


ひふみ投信も凄いなという感覚になりますが・笑、日興キャッシュリッチ・ファンドも非常に凄いです。10年で年率12%近く資産が増えるという勘定になりますから、これに長期投資していた人の資金の増え方は、尋常ではなかったという事ですよね。実に羨ましいです。



余計な分配も、最小限に留まるのは良い事だ


日興キャッシュリッチ・ファンドは、基準価額が吹っ飛んで上昇しているにもかかわらず、基準価額を無理やり下げるためのような、強引な分配金を出さないのも、好感が持てます。

日興キャッシュリッチ・ファンドの分配金


最近は年に1回、100円の分配金を出しており、そのくらいの額ならば敢えて出さないで投資信託の内部で再投資してくれたほうが良いのですが、それでも分配金は最小限にとどまっており、分配金利回りも0.34%程度と低く、長期投資に耐えうる存在と言えますね。

アクティブファンドの中には、基準価額が高くなってくると、毎年1000円単位の猛烈な分配をするところがあり、そのような事をされるとせっかく増えた資産を勝手に取り崩される事になって、非常に困ります。そのような事をやらないのは、本来は当然のことだとは言え、良心的だと言えます。



日興キャッシュリッチ・ファンドの概要


購入手数料3.0%
信託報酬年率1.87%(税抜き)
信託財産留保額:なし
決算:年に1回(4月7日)
償還日:2022年4月15日(設定・2005年4月15日)
運用:日興アセットマネジメント株式会社


コストについて


日興キャッシュリッチ・ファンドは、購入時に3%の手数料がかかります。従って、このようなもので積み立て投資をするのは非現実的です。買うのであれば、数年から10年単位でやって来る株価の暴落タイミング、あるいは年に数回ある株価の急落局面での押し目買い、などが良いのではないかと思います。

そのような場合でも、一気に投資するような事をせず、投資すると決めた資金を数回に分けて振り向けてやると良いでしょう。(売却する時も、数回に分けて実行すると良いです)

それと、信託報酬が1.87%と、非常に高い点にも留意が必要です。今現在はこの高コストが全く問題にならないようなリターンを上げていますが、運用成績が仮に落ちるような事が有ると、このコスト高が目立つようになります。


購入先について


SBI証券楽天証券マネックス証券SMBC日興証券などにて、手数料3%で購入できます。手数料の割引はありません。少しでもコストカットをしたい場合は、投資信託の保有でポイントが付与される、楽天証券かSBI証券が良いのではないかと思います。


 



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